ラストで草


 最後が……BGMだけしか流れてないのに、脳内で勝手にワザップジョルノの音声が再生されるから困る。ちゃんと手に3DS持ってるし……(笑)。

パラドクスとボンバーガー

 さて、昨日のエントリの続きの話である。

 「星と翼のパラドクス」や「ボンバーガール」のゲームセンターでのプレイ動画配信を見ていて、私はある悲しい事実に気付いた。
 それは「星と翼のパラドクス」がこういうタイプの動画配信に向いていないということだ。

 順を追って説明しよう。
 ゲームセンターのプレイ動画配信で一番多いのは、恐らく対戦格闘ゲームの配信である。対戦格闘ゲームは「個」と「個」の戦いだ。また、お互いに平面で相対するという、必ず同じ状況からスタートする。私がゲーセンミカドの配信を見ることが多いのは、実況者の話術が面白く、かつ不快でないからだが、果たしてそもそも実況がどこまで必要なのか、という疑問はなくもない。
 これは私が格闘ゲームのことをある程度知っているからというのもあるかもしれないが、例えば真サムライスピリッツであれば「幻十郎がしゃがみ中斬りを出している」ことは、実況がなくても画面を見れば分かることだ(だからミカドの配信などは、むしろゲームをネタにした掛け合いそのものの方が売りに見える)。ちなみに、解説はもちろん必要だ。出している技は分かっても、「何故この場面で幻十郎がしゃがみ中斬りを出す必要があったのか」は、説明されなければ分からない。



 これに対して、パラドクスやボンバーガールのような、チームで戦い、勝利条件が相手を倒すことでないMOBA的なゲームの場合は、解説に加えて実況そのものが必要になる。何故なら、画面に全ての情報が表示されておらず、“画面外で”何かが起きて状況が変化するからだ。極端な話、配信対象となっているプレイヤーが体力満タンで、目の前で戦っている敵を完封したとしても、チームが負けることは十分にあり得る。この場合、画面に表示されている情報の他に、プレイ経験や知識から、フィールド全体で何が起きているかをある程度把握し、説明し、それに対して解説を加える必要が出てくる(だから実況者と解説者が両方いるのが望ましい)。

 こういった視点でパラドクスとボンバーガール、両方の配信を見ていると、あることに気付く。パラドクスの配信動画には「個」と「個」、つまりエアリアル同士の戦闘に関する実況や解説が少ないのだ。ちょうど格闘ゲームとは逆である。これは実況者や解説者の能力や視点が原因ではない。ゲームの仕組み上、パラドクスでは個々のエアリアル同士の戦闘を解説するのが極めて難しいのだ。
 まず、ボンバーガールが4対4なのに対して、パラドクスは8対8である。目の前にいるエアリアルは、相手チームの「8分の1」だ。そして、相手の装備が確認できるのは「自分が倒された瞬間」しかない。



 しかも、機体のカスタマイズが自由にできるために、相手の機体カスタマイズ、装備カスタマイズの組み合わせは天文学的な数字になる。格闘ゲームでいえば「目の前にいるのはガイルの姿をしているが波動拳スクリューパイルドライバーを使うバルログで、しかもスクリューパイルドライバーの威力が1.2倍」とかそんな感じである。
 さらに、パラドクスでは戦闘中帰還すればいつでもロール、つまり役割を変えられる。そして役割ごとに装備は別に設定できる。
 加えて、ゲームスピードが高速で、一人の相手と交錯する時間は限られる。パラドクスの実況で「相手の武器はマーノムガンですね。サイトヘッド頭を使っていますから、ロックオン距離は長いですが範囲が狭いので、接近しつつ範囲外に逃げるのがいいのではないでしょうか」なんて解説している間に、敵機は倒されているか逃げているかこちらを倒しているだろう。

 では、ボンバーガールはどうか。ボンバーガールは4対4、しかも役割はキャラごとに決まっており、ゲーム中に変更はできない。そして、スキルもキャラごとに決まっている。自分がシューターのエメラを選び、相手チームのボマーとアタッカーがクロとウルシなら、ギガンティックボムに忍法花火隠れ等々……対処しなければならないスキルもあらかじめ分かる。わかるからこそ解説もできる。ゲームスピードは決して遅くはないが、相手チームの編成が途中で変わることはないので、解説する側としては問題は少ない。
 ゲームの自由度とわかりやすさ、実況・解説のしやすさはある程度反比例する要素なのだ。選択肢が少ないゲームの方が動画は分かりやすいが、その代わり特定の局面における「正解」が限定されてくる。例えばブロッカーのモモコでリキャストごとにアイドルボイスを使うことは、いわば「定番」である(もちろんラッシュ管理中はこの限りではないけれど)。
 分かりやすさを取るか、自由度を取るかはゲームデザインの問題であって、絶対の正解はない。それに、そもそもパラドクスの稼動型筐体を使った没入感や、あのゲーム内空間を自由に飛び回る疾走感の面白さが、配信動画でどこまで伝わるかというのは難しい問題だ。逆にいえば、その限られた状況で面白さを広めようと頑張っている人たちの努力には頭が下がる。例えば、前述の「パラドクスには『個』と『個』の戦闘における解説が少ない」という点などは、配信を行っているゲーセンでも課題と感じているのだろう。「プレイヤー1対1、残りはCPU」という組み合わせで、二人のプレイヤーに一騎打ちをさせるという動画を作ったりして工夫している(埋め込み禁止なのでここには貼らない)。

 しかし実際問題として、ボンバーガールは、私がよく見ている西日暮里ゲームスポットバーサスの他に、レジャーランド藤江本店や遊スペースマジカル、名古屋レジャーランド内田橋、ファンタジスタ岡山など、あちこちで配信が行われているのに比べ、星と翼のパラドクスはセントラル八王子とあと何件かしか見かけない(なお「店長が遊ぶ~」は、プレイヤー本人が解説しているので「ゲーセンの店長」ではあるがプレイヤー単位の配信だと私は思っている)。これは、ゲームタイトルが配信に向いているか否かという要素を抜きにしては考えられないと思う。
 そして、動画配信とどこまで因果関係があるかは分からないにせよ、ボンバーガールが(予定されていたPC版がキャンセルされるくらいには)アーケード版が好調だという話を聞くにつけ、パラドクス勢としては羨望の念を禁じえないのである。



 なお、こちらが西日暮里ゲームスポットバーサスのボンバーガール配信だ。私がここの配信をよく見る理由は、他のゲーセンも少なからずそうだと思うが、ここの実況者と解説者が特に「プレイヤーに配慮して」実況と解説をしているのが見ていてよくわかるからだ。
 この手の動画配信で、見ていて一番キツいのは「プレイヤーにダメ出しをする」実況と解説だ。「この行動はダメだった、ああしたほうがいい」「こうした方がいい」と言われると、見ている側としてはテンションが下がる。配信の対象になっているのはプロではなく、普通のプレイヤーなのだ。
 その点、西日暮里バーサスの実況者、解説者の人は、ダメ出しをほとんどしない。対象のプレイヤーが属するチームが負けても「相手のブロッカーが上手かったですね~」という言い方をする。これが非常に見やすい。見ていて「あー、自分もボンバーガールやりたいなー」という気にさせてくれる。

明けましておめでとうございます

 今年もよろしくお願いいたします。


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 今年の晴れ着キャラはまだ出てません!(血涙)

最後は「かみ」になる


 最後は「かみ」で終了になるんで、結局いつもと変わらなくて草(笑)。

2020年最初のエントリ

 さて、例年1月1日のエントリは、その1年で期待している作品について書いてきたのだけれど、今年は例外的に特定の「作品」ではなく、とある「ジャンル」あるいは「プラットフォーム」について書きたい。

(ここからは前置きなので、結論を知りたい人は次のエントリまで飛んでください) 

 私のブログを昔から読んでいる人は既にお気づきと思うが、最近、Youtubeの動画を紹介する機会が増えた。かつてはYoutubeの動画を紹介するのは、公式PVがYoutubeでしか公開されていないようなパターンに限られていたが、今は特に対象を絞っていない。
 実のところ、私自身についていえば、昨年一年でついにニコニコ動画の再生時間をYoutubeの再生時間が上回った。これは、ニコニコが衰退したからとか、Youtubeの方が流行りだからとか、そういう理由ではない。物理的な制約に基づくものである。
 簡単に言えば、PS4でまともに見れるのがYoutubeの方だったからだ。
 私がPS4を買ったのは、FF14をプレイするためだ。しかし例えばこうしてブログを書いている間などは、さすがにゲームで遊びながらというわけにはいかないので、動画を流しながら作業することが多い。そんな時、PS4で動画を流そうと思うとYoutubeしかないのだ。いや、それどころかWiiUでもニコニコ動画が見れなくなってしまったので、今日時点だと「テレビでニコニコ動画を見るにはSwitchを使うしかない」という状況である。
 もちろん、PS4HTML5に対応しているので、ブラウザ上でニコニコ動画を再生することはできる。しかし、前にも書いたが、それを理由にPS4用のニコニコ動画アプリを用意していないのであれば、重大な機会損失だと思う。というのも、PS4のブラウザだとニコニコ動画はほとんど使い物にならないのだ。広告を再生しようとしてはフリーズし、ちょっと長い動画を再生しようとすればメモリエラーを吐き、リピート再生をしようとすれば失敗する。専用アプリとして最適化されていないのだから当然といえば当然だが。
 逆にYoutubeの専用アプリは非常に快適だ。一定時間操作しないと「引き続き動画を視聴しますか」というアラートが表示されることなど、いくつかの細かい点を除けば、少なくとも操作の面では支障を感じたことはない。

 個人的にはニコニコ動画を応援したいとずっと思ってきたのでYoutubeをあまり見ていなかったが、今更ながら色々動画を漁って気付いたことがある。
 それが「ゲームセンターによるゲームプレイ配信動画」についてである。前置きが長くなったがここからが本題だ。

ゲームセンターによるゲームプレイ配信動画

 私がゲームセンターによるゲームプレイ配信動画をチェックし始めた理由は二つある。一つは既に紹介したことがあるゲーセンミカドの配信動画のような、格闘ゲームの解説動画を求めて。



 そしてもう一つが「星と翼のパラドクス」と「ボンバーガール」である。

 きっかけは「星と翼のパラドクス」の攻略情報を探していたことだった。自分のやっているロールは、どういう行動が定石なのか。装備の組み合わせは今の自分のもので正しいのか。攻略動画ももちろんあるが、実際にプレイヤーがどう行動しているかが見てみたかったのだ。
 そして、ふとボンバーガールのことを思い出した。
 私は、ゲームセンターでボンバーガールを3回ほどしかプレイしていない。それはもちろんパラドクスの存在があったからだが、他にも「ボンバーガールの戦闘不能グラフィックをゲームセンターで見るのが気恥ずかしい」という切実な理由と、「見た目に反して、ゲーム内容が高度な読み合いを必要とするチームプレイだから」というもっと切実な理由があった。パラドクス以上に、チームメイトの足を引っ張るのが怖くてコインを入れる踏ん切りがつかなかった。しかし、配信動画なら恥ずかしくもなく、誰にも迷惑をかけないで済む。



 そんなきっかけでゲームセンターのゲームプレイ配信動画を見始めた。
 そして感じたことは「ゲームセンターのゲームプレイ配信は、普通のゲームプレイ配信とは異なる」ということだ。
 最大の違いは「プレイヤー本人が解説をしていない」ことだ。普通のゲームプレイ配信は、ゲームを遊んだ動画に、後からプレイヤー本人が解説を入れる。生放送の場合は、プレイしながら自分で喋る。ところが、アーケードゲームはゲームテンポが速く、これが難しい。ボンバーガールやパラドクスで喋りながら遊べと言われたらかなり厳しいだろう。
 なので、これらのゲーム配信動画は「プレイヤーと解説者は別人」なことが多い。恐らくこれは、あの「ウメハラがぁ! 画面端ぃ!」のような、格闘ゲーム大会の解説の系譜を引いたものだと思う。



 この形式が非常に見やすい。特に、実況者と解説者を別に設けている動画にそれが顕著だ。「ゲーム内で何が起きているのか、二人の掛け合いから分かる」からだ。
 要するに「プロスポーツの実況と同じようにプレイ動画を見れる」のだ。

 これを知った時私は、衰退する一方と言われるゲームセンターにかすかな光を見た気がした。ゲームセンターのゲームプレイ配信動画と同じことは、自宅のネット対戦環境では絶対にできない。プレイヤーと解説者と実況者が集まり、さらにプレイヤーが頻繁に入れ替わるという「場」が必要だからだ。実況を始めたゲーセンに人が集まったお陰で、予約表を作ってプレイする順番を決めているなんていう話も聞く。
 哀しいかな、ゲームセンターにただゲーム機を置いているだけでは、人がなかなか来てくれない時代になってしまった。しかし、ゲーム配信を通じて人を呼び、コミュニティを作ることができれば。「そのゲームセンターにしかない」ものを作れれば、そこに人がやってくるのではないだろうか。


 長くなってしまったが、私が2020年に期待しているものの一つ、それは「ゲームセンターのゲームプレイ配信」である。この流れが色々なゲームセンターに広がってくれると嬉しい。そして、それがゲームセンターの一つの活路となってくれるともっと嬉しい。

 なお、この話題もうちょっと続きます(笑)。

今年の最後はこれ


 「ギャラリーに笑われた」ってあるけど、まさかポジどうを知ってるギャラリーではないよね……?(笑)

2019年のまとめ

 さて今年も毎年恒例、2019年で印象に残ったものをまとめていこう。

映画

 まずはガールズ&パンツァー最終章第2話。こちらは期待通りというか、待たされただけのことはあるクオリティだった。特に後半の知波単の善戦ぶりは、劇場版からは想像もつかない。とはいえ、このエントリを書いている今日時点の日付でも、まだメディア版が発売されないとは、公開時点では思いもしなかったが。また修正点がたくさんあるんだろうなぁ……。


天気の子 complete version (通常盤)

天気の子 complete version (通常盤)

 次に天気の子。こちらは期待以上の作品だった。私にとっては「前作はよかったけれど、過去に何度も痛い目を見ている」ために期待値が低い作品だったけれど、あれだけの超ヒット作の後にこれだけの作品を生み出せるのであれば、十二分以上に評価に値すると思う(某監督のほうを見ながら)。


 ハリウッド系の映画は、インフィニティウォーとエンドゲームくらいしか観なかった。平均以上の出来だったとは思うが、こちらは大ヒットしてしまったが故の宿命から逃れられず、昨今よくある、作劇上の様々な制約が画面の端々から垣間見えてしまったのが残念といえば残念だった。今後、より面白くなっていく可能性が見えないのがなんとも。

アニメ

ゆるキャン△ 1 [Blu-ray]

ゆるキャン△ 1 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: フリュー
  • 発売日: 2018/03/28
  • メディア: Blu-ray

 まずはゆるキャン△、というと「今年の作品じゃないのでは」と言われそうだが、実はガヴリールと同じで、放映時には特に注目しておらず、後になって一気に見た口である。導線としてはポジパどうでしょう→水曜どうでしょうゆるキャン△という感じ。単純に「全員で野クルやりましょう、全員でキャンプしましょう」という筋書きでないのがなかなか面白かった。


 あとは「501部隊出撃します」。ニコニコで見る限り、当初コメントで散々叩かれたにも関わらず、最終回に近づくにしたがって評価もファンも増えていった(慣れたともいう)のが面白かった。Abemaでも観ていたが、やはりこういう作品こそコメントありで観たい。

ゲーム

ペルソナ5 ザ・ロイヤル - PS4

ペルソナ5 ザ・ロイヤル - PS4

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: アトラス
  • 発売日: 2019/10/31
  • メディア: Video Game

 DQXもFF14も待望の追加ディスクが発売されたが、ここはそのどちらでもなく、ペルソナ5ロイヤルを挙げたい。やはり私はペルソナ5が好きなのだ……。


 去年もちょっと書いたけれど、大晦日に「今年のまとめ」元旦に「今年期待するもの」という書き方だと、内容がかなり被ってしまう。今回は、今年印象に残ったものでも、来年も引き続き期待しているものについては明日に回すことにしたので、年を跨いでしまうが、今日のエントリは明日のエントリとあわせてご覧いただければ幸いである。

                  (                            , - ァー― 、
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   `ー―┴- ミ彡-―┴゚‐゚‐' ´      ヽ_:_:_|∧( _ミ}彡_)V:_:_:ノ      `ー―┴- ミヽ'`-‐┴゚゚‐ '
  : . : . : . : . : . : . : . : .                ̄ ̄ : . : . : . ̄              : . : . : . : . : .
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 今年一年も、お付き合いいただき大変ありがとうございました。来年もまた、よろしくお願いいたします。 

本当にやったらどうなる


 そういえば、最近の艦これでは人気投票って聞かないなぁ。公式でやったらどんな順位になるんだろう。やっぱり響辺りがトップになるのかな。

どこの店に行ったのだろう

 先日、閉店した「ウェアハウス川崎」で、昔懐かしいスラッシュアウトを見つけた話をした。インタビュー記事の中で「レトロゲームは系列店に行く」と書かれていたので、どこの店に行ったのか興味があり、とりあえず直線距離で一番近そうだったウェアハウス入谷に行ってみた。


www.warehousenet.jp


 最初の感想は「遠い」だ。最寄り駅である舎人公園駅から徒歩で20分。舎人公園という駅で降りるのはこれが初めてだったが、周りはキャンプ場が多いようで、店も何もないひたすら広い空間を、道沿いに延々と歩く(行くなら電車ではなくバスで行くことをお勧めする)。



 ついた瞬間「ん?」と思った。ゴルフ・ダーツ・ビリヤード・カラオケ、そしてアミューズ。ゲームセンターがあることになってはいるが、エントランスの導線はカラオケなどがメインであるように見える。
 辿りついたアミューズフロアの大半はメダルゲームだった。アーケードゲームは別フロアになくもないが、ウェアハウス川崎にあった台数とは比べるべくもない。音ゲーを除くと十数台程度だろうか。昔あった小さめのゲーセンくらいのフロアくらいの広さで、もちろんスラッシュアウトもない。

 帰る道々、私は考えた。この規模の店舗が数店あったところで、とてもウェアハウス川崎にあった膨大な台数のレトロゲーを置ききれないだろう。他の系列店舗ではゲーセンと他のアミューズの比率が違うのかもしれない。それにしても、あのスラッシュアウトはどこへ……?

最終回かと思った……


 オチにちょっと驚いたけど、この次のエピソードも普通にアップされていた(笑)。

酒場はアウェイにあった

game.watch.impress.co.jp


 今まで、リアル「ルイーダの酒場」には行ったことがなかったが、このコラボを機会に一度行ってみようかと思い立った。とはいえ、結果的にこのドリンクを頼むことはなかったのだけれど、理由は後程。


 場所は秋葉原でも新宿でもなく六本木。六本木なんて、仕事で六本木ヒルズに来た時以来だ。
 予約した時刻より多少早めに到着したので、適当に時間を潰そうとして驚いた。外苑東通りを行き来しても、ゲーセンはもちろん、本屋も電気屋も見当たらない。レストランに、居酒屋に、バーに……食事をする店ばかりが目に入る。たまに違う店があるかと思えば小洒落た家具の店かブティックくらいだ。
 ふと、以前TRPGのコンベンションに手当たり次第に通っていた頃を思い出した。郊外のコンベンションで、集合時刻より早めに着いた時、やはり同じように「ゲーセンも本屋も電気屋も見当たらない」駅で、どうやって時間を潰そうか途方に暮れたことがあった。あの時の感覚と似ている。



 目的地であるルイーダの酒場はこんな感じ。目立たないわけではないが、周りが周りなので、気付かないとそのまま通り過ぎてしまいそうだ。
 これは予約した時点で分かっていたことだけれど、この店は基本的に、部屋を貸し切らない限りは「立ち席」のみなので、座ってゆっくりするという雰囲気ではない。また、これも店の名前で気づけという話だが「酒場」なので、アルコールの提供がある。しかし、昼間にアルコール飲料を頼むのはちょっと躊躇した。DQXコラボのドリンクを頼まなかったのは、全部アルコール飲料だったからだ。今回のコラボではない既存のメニューでも、例えばアンルシア王女をイメージした飲み物はアルコール入りだ。



 結局頼んだのは「世界樹の雫」(グレープフルーツジュース?)だった。この店の面白いところは、コラボメニューをテーブルに置く時、それっぽい台詞をいちいち言ってくれるところだ。「これでMPを回復して次の敵(メニュー)と戦ってください」とか、なんとか。



 お腹を空かせていったので、迷った挙句最初に頼んだのは「メダル王のピザ」。味は普通のピザだった(笑)。



 量もちょうどいいかちょっと足りないくらいだったので、ついつい次にブラウニーを頼んでしまった。



 出てきた瞬間「やられた!」と思った。ペルソナコラボカフェでハニトーの大部分を残してしまった苦い記憶が甦る。量が多いのだ(テーブルの大きさから察してほしい)。メダル王のピザが普通の量だったので油断した。どうやらパセラリゾートは「ハニトーが大きい」のではなく「スイーツ全般が大きい」らしい。ただ、今回はなんとか残さず食べ切れた。最初はこの後にエオルゼアカフェをはしごしようかと思っていたのだが、やらなくてよかった。この後に何か食べるのは厳しい。

 落ち着いてから店内を見回すと、季節コラボではなく常設のためか、内装を含めて結構凝っている。食べ物のコラボメニューだけでなくゲームソフト自体も売っていたのはちょっと意外だった。



 店を後にしてから、ふと後ろを振り返ってみた。



 店の雰囲気も、食べ物も、店員さんの応対も悪くない。個人的には、このロケーションこそが、リアル「ルイーダの酒場」の一番ハードルの高いところだと思うのだが、いかがだろうか。

そこで終わりなのね


 なるほど、エクスカリバーライトセイバー?)を手に入れるところまでで1話は終わりなのね。

結局劇場では見れなかった

ストライクウィッチーズ 劇場版 501部隊発進しますっ! [Blu-ray]

ストライクウィッチーズ 劇場版 501部隊発進しますっ! [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA アニメーション
  • 発売日: 2019/12/25
  • メディア: Blu-ray


 時期外れは承知の上で、家で見る前に一度劇場で見てみようかとは思ったんだけど……。


w-witch.jp


 公式ページが「追加上映館」の表記はあっても「上映の終了した館」の表記がないので、近場を探したら軒並み公開が終わっていたので諦めた(笑)。

 感想としては、漫画よりは多少マイルドにはなってたけど台無し感は相変わらずだった(褒め言葉)。エイラの「私の苦労はマンガを読むんだな」のプラカードに草。元の劇場版が90分あって3分の1になってるんだからそりゃあね。

多分もうやらない


 一応、一回も遊ばないで批判するのも良くないし、ストーリーとか原作ファンとしての立場とか一切抜きにして、ゲームとしてはどうなのか一回体験してみようと思ってプレイしてみた。
 そして結論としては、このゲームを楽しんでいる人を否定するつもりはないけれど、私は多分もう遊ばないと思う。

右スティックの操作が……

 まず、最初に戸惑ったのはキーアサイン。特に右スティックつまり「視点移動」だ。私はFF11の時代から、DQX、FF14と、一番長い時間遊んでいる「MMORPG」において、右スティック、つまり視点移動の操作を次のようにしている。「自分のキャラを中心にして、スティックを左に入れるとカメラが左に回りこみ、右に入れるとカメラが右に回りこむ」という動きだ。長いことこの操作でやってきたので、もう体がこの操作を覚えてしまっている。ただ、この「逆」が主流となるゲームもあることは理解している(例えばペルソナ5でも、この操作は「反転操作」にあたる)。だから、初期設定が私が慣れた操作の逆になっていること自体は別にどうこういうつもりはない。
 問題は、そのキーアサインがゲーム中に変えられないことだ。ゲームセンターに置かれていたパンフレットによれば、キーアサインは公式サイトで会員登録しないと変えられないのだそうだ。そこでメールアドレスの登録を求められる上に、本当にカメラ操作を反転できるのかどうかすら私には分からない。
 この時点でかなりやる気が減退した。逆の操作を体で覚えてしまっている身からすると、右スティックを操作するたびにやりたい操作と逆にカメラが移動してしまい、遊びづらいことこの上ない。なお、例えば星と翼のパラドクスの場合は、サブモニタでいつでも操作切替メニューを呼び出せるようになっており、ゲーム中いつでも何度でもカメラ操作を変更できる。

強制ペアモード?

 次に、これは時期が悪いと思うが、ペアモードでの対戦を強制されたことだ。12/18に稼動開始して2回目の土日にして、通常のシングルモードで遊ぶことができない。この時、一人で遊ぼうとしている私のようなプレイヤーはどうなるかというと、どこか遠くのゲーセンの見ず知らずの他人と強制的にペアを組まされる。ペアといっても相手と作戦の打ち合わせができるわけでもなく、助け合うどころか出会うことすらできずに終わることも珍しくない。仮に出会えたところで、どうやって協力すればいいのかよくわからず、片方が死ねば見捨てる形となってしまい、非常に気まずい。

漁夫の利バンザイ

 そしてゲーム内容だが、バトルロイヤルで最後の1人まで生き残ることが勝利条件であるにもかかわらず、遠距離からのみでは相手を倒すのが難しい。しかも相手を攻撃する手段そのものにはバリエーションが少なく、スキルを使うかどうかくらいの違いしかない上に、それらの多くは回数制限つきだ。ということは、「自分は戦わず誰かに戦わせたほうが有利」となり、結果近距離パワー型も遠距離パワー型も、CPUを倒してある程度レベルが上がったら「建物に隠れて待ち」になってしまう。プレイ動画でもそうしているプレイヤーが多いように見える。もちろん、生存エリアが狭まっていったり、透視があったり、スタンドで遠くを見られたり、物音が擬音で確認できたりと、隠れ続けさせないようにする工夫があちこちにあるのは理解できるが、戦術としては隠れるのが有利、というか前提になっている。
 加えて、近距離パワー型が相手だと数発食らうと殺されてしまうため、道を歩いていようが隠れていようが「相手に不意打ちを食らって分からん殺しをされて終了」というパターンが非常に多い。このゲーム、負けた後に、自分を倒した相手のその後の行動を観戦できるモードがあるが、本当に必要なのは「自分のキャラが倒されるまでを、相手の視点でリプレイする」モードだと思う。本当に、自分が何でやられたのかさっぱり分からないまま終わるからだ。それを自分で分析できるようになるのは、相当ゲームに慣れないと無理だろう。

 杜王町を散策する気分を味わえるなら……とも思ったが、お察しのとおりゲーム中はとてもそんな雰囲気ではないし、施設が利用できるわけでも住人と会えるわけでもないので、町並みは障害物としての役割しか果たしていない。

 何より、星と翼のパラドクスのような「このゲームはゲームセンターでしかできない!」という体験ができるかどうかを考えた時、同じ500円を使うのであれば、どうしてもパラドクスの方にコインを入れたくなってしまう。


 ……と、ここまで長々と書いてきたものの、前言を翻すようだが、自分で遊ぶのではなく動画を見る分には非常に面白い。私が覚えた違和感も、PUBGやフォートナイトに慣れているようなプレイヤーなら何の問題もないのかもしれない。今後もゲームセンターで遊ぶことはなくても、動画は見てしまう気がする。その面白さを自分のものにできないのは残念ではあるが……。

城ヶ崎姉妹は不遇(このシリーズでは)


 感動のシーンのはずなんだけど、かたや愛海、かたやカンダタのせいで今一つ緊迫感が……(笑)。

わかってきた


 つまりこのゲームは、ジョジョというIPを使ってPUBGやフォートナイトをやりたいわけね。ようやく理解できてきた。しかし、近距離型スタンドと遠距離型スタンドのプレイフィールが違いすぎて草なんだ(笑)。
 そして、ゲーム内容よりも気になったのが「ディシディアは家庭用を発売したせいで人が分散し、どっちも過疎った」というコメント。だからボンバーガールの移植の話も消えたわけか……。

一般販売ではない……のか?

akiba-pc.watch.impress.co.jp


 「結局一般販売になったのか?」と思ったけど……BEEPでだけ売られているということは、一般販売ではなくて別の販路で入荷したということなんだろうか。