どこかで聞いたような話


 なんか、どこかで聞いたような話が出てきて凄い共感したんだけど……「ファミコンは買わないが勉強に使えるという名目でパソコンを買う」って、あの頃の親世代がどこかで(あるいは何かで)共有したムーブなのかなぁ。もし、カシオの格安MSXが世に出ていなかったか、あるいはもう少し遅かったら、私もMSXでなくてSC-3000を遊んでいたかもしれない。
 動画主がここから「ちょっとマイナーなものを好む」セガ好きの道を歩んだというなら、私の方は完全に「収納しやすい、隠し持てる」ガジェットやデバイス──携帯ゲーム機の収集に精を出す道を歩むことになったわけで……。まさに三つ子の魂百まで、なのかもしれない。

祭りの後で

 TGSVRの開催期間は、本日の午前2時までだった。……もし、午前2時を過ぎてもログインしていたらどうなるのだろう? ふと疑問に思った私は、実際に試してみた。
 昨日の日記でほとんど人とすれ違わなかったと書いたものの、閉場時間が近くなると多少人が増え、心なしかすれ違う機会が増えた気がする。そのまま一晩放置。

 翌日の朝になってみると、強制ログアウトはされていなかった。会場を歩き回ることもできた。


f:id:bit666:20211005002803p:plain


 ただし、会場から閲覧できる動画のいくつかはサムネイルが表示されておらず、恐らくリンクが切れているのだろうというのは想像できた(リンクを押した瞬間切断する可能性があったので押してみることはしなかった)。
 もしかして実際の閉場まではタイムラグがあるのかと思い、データロードの発生するエリア移動をしたところ──「接続可能期間を過ぎています」のようなメッセージが流れ(肝心なところでスクショを撮り忘れた)、切断した。

 一応、進撃の巨人など一部を除いたほとんどのパビリオンを回ってみて、一番雰囲気が出ていたと思ったのは、「VR高木さん」だった。


f:id:bit666:20211005002901p:plain


 高木さんのスペースはちゃんと「教室」を模していた。高木さん自身は喋るわけではないが、VR内の他のキャラクターと違い、直立不動ではなく、ゲーム内でありそうなポーズを取っている。教室内には小物も配置されていた。もちろんこれは、VR高木さんというコンテンツだからできること、ではあるのだが。

虚ろな街

tgsvr.com


 さて、TGSVR会場で次回以降は是非改善して欲しいと思ったことがいくつかある。

 一つは、ゲームフロート会場とスカイ会場の関係性が分かり辛いということだ。双方の会場の位置づけは昨日書いたとおりだが、プラットフォームが異なるということは、スカイ会場でコスプレアバターを買っても、それをゲームフロート会場には持ち込めない。「え、それって意味あるの?」と思うが、どうもスカイ会場はNTTが提供するVR空間「DOOR」というサービスのTGS2001用オプションという形らしく、こちらでアバターを買うと、同社のサービスで使えるよ、ということのようだ。そういった位置づけなので、ゲームフロート側のサービスとが繫がりがないのだ。

 二つ目。私がこの会場を歩いてみて、最初に思い出したのは、前に書いた「AKIBA’S TRIP」の秋葉原の情景である。TGSVR会場はあまりにも人の気配が少なすぎる。


f:id:bit666:20211004001600p:plain


 二人のアバターが映り込んでいる。この場所のこの場面以外、私はほとんど人に会うことがなかった。ログインする段階でサーバを振り分けられてしまうので、他の来場者に遭遇することがないのだ。
 もちろん、これが無料のサービスであることを考えると、他の来場者とコミュニケーションが取れるようにしろというのは無理がある。実際、友人と同じサーバに来るように調整すれば、ボイスチャットで会話もできるし、それで十分だろう──来場者同士のコミュニケーションという点に関しては。
 そうではなく、この会場を一つのゲームの舞台と考えた場合、TGSをガイドしてくれる係員のようなアバターはあちこちに配置されているが、パビリオン内に配置されているオブジェクトはほぼ喋らない。他の来場者を模したNPCアバターもほとんど配置されていない。


f:id:bit666:20211004000722p:plain


f:id:bit666:20211004000755p:plain


 ここにいる「彼女たち」は微動だにせず、一切音も発しない。銅像のようなものだ。


f:id:bit666:20211004000915p:plain


 こちらに至っては書割である。

 折角VR空間にVRキャラクターを配置しているのだから、ゲームの説明くらいはフレーバーで喋らせてもいいのではないだろうか。例え「ここはリムルダールの街です」だけでも、台詞を喋るというのとただ立っているというのとでは、かなりイメージが違う。
 なので、私のTGSVR会場に持ったイメージは「静かすぎる空間」だった。現実世界のTGSが人でごった返す空間だけに、落差が結構激しい。これだと、来場者に対して「TGSVRは人気がない」という印象を与えてしまいかねない。


f:id:bit666:20211004003011p:plain


 しかし、このメッセージを見る限り、それなりの人数がこのVR空間を訪れ、楽しんでいるはずなのだ。それが他の来場者に伝わらないのは、あまりにも惜しい。これだけのコンテンツを無料で提供するという心意気は非常に評価できると思うので、次回は是非「賑やかな」TGSVRにしてもらえると、来場者もあの「お祭り空間」の空気を多少なりと感じられると思うのだが、いかがだろうか。

試みとしては評価したい

tgsvr.com


 という訳で、今年のTGSVRで訪問することにした。
 感想としては「TGS会場を訪れた気分にはならないが、TGSを題材にしたゲームを遊んだ気分にはなれる」。
 ただ、少々分かり辛い点があったので、経験談を含めて書いていこうと思う。


 まず、今年のTGSVR会場は、大きく二つに分かれている。「ゲームフロート」と「ゲームフロート・スカイ」会場だ。この二つは、ゲームフロート会場がアプリのインストールもしくはVR機器必須で、スマホでのログイン不可。スカイ会場がスマホでの訪問が可能で、ブラウザで動作、アプリ不要ということで、最初は「スカイ会場は簡易版か何かなのか?」と思ったが、実は二つの会場は全く役割が異なる。
 いわゆるVRとしてのTGS会場は「ゲームフロート」会場で、「スカイ」会場は、いわば「コスプレスペース」なのだ。スカイ会場に、いわゆるゲームの展示パビリオンはないと考えていい。

 従って、コスプレに興味のない──というか、アバターの購入に興味のない(詳しくは明日)来場者は、ゲームフロート会場を訪れることになる。VR機器は必須ではないが、PCでログインするならアプリのインストールが必須(ただし無料)であり、スマホでの訪問はできない。


f:id:bit666:20211002224703p:plain


 入り口はこんな感じである。


f:id:bit666:20211002224853j:plain


 そしてこれが案内図だ。
 ちなみに、TGSVR内にはゲーム的な要素もある。ストーリーはこんな感じである。


f:id:bit666:20211002224948j:plain

 
 VR内で動画などを見ると「かけら」を入手できる。これを集めていくというのがゲーム的な要素だ。
 ちなみに、画面左下にWASD移動のガイドが見えるが、このVRで左右移動にAとDは使わない方がいい。この二つはいわゆるカニ歩き、向きを変えずに左右に移動するキーなので、センターホールを中心に円形にパビリオンが並ぶこの会場の配置とは相性が悪い(「展示物の方を向く」ことができない)。ガイドにはないが、Qキーが左回転、Eキーが右回転なので、前進、後退以外はこちらを使った方が良い。私はジョイスティックにWQESキーを配置して操作している。 

TGSVR


 公式アンバサダー、おめシスによるTGSVRの紹介動画だ。実際、VRスカイ会場に入ると、正面に二人の大きな像が立っているので結構びっくりする。

曲のコラボカフェとは

akiba-pc.watch.impress.co.jp


 いまや珍しくもなくなったコラボカフェだけど、「曲」とコラボするカフェ、しかも高級オーディオ機器を時間制で貸し出すコラボカフェというのは珍しいな。

通し番号かと思ってた

togetter.com


 通し番号で、新しいものほど番号が進んでるんだとばかり思ってた。誤飲防止とか容量の関係で最近は大きくなってきたのかな、とか。まさかサイズ表記だったとは。考えてみれば、単1とか単2もサイズだったな……。

BGMまで変わってる


 エレベーターアクションリターンズはゲーセンでも見かけたし、ミカドでも特集されてたから知ってるけど、このデラックスは知らなかった……。操作キャラを小夜にすると、BGMまで奇々怪々のに変わるんだな。

それでも僕らには……

www.4gamer.net


 このテーマの「それでも」ってのは、「コロナでも」ってことなんだろうな。今年はし○とも入ってしまったんで、できれば動画はアーカイブを残してほしい……VR会場は仕方ないとしても。
 で、そのVR会場をチラッと見たんだけど、これ当日混雑で入れなくなったりしないのかな。そこが気になる。

すごいよくわかる

togetter.com


 今は出掛けること自体できないからアレだけど、頻繁に出かけてた時は結構これ発症してた。
 私の場合、日帰り旅行でこれになって、家を出るのがどんどん遅くなり(施設の予約とか交通機関のチケットとかは取らないで出かけることが多かった)、結果的に家に帰るのが遅くなるという……。

そんな設定だったのか


 純狐……というより、東方神霊廟より後の作品の設定は二次創作作品で知る機会が減ったせいか、ほとんど知らないな……。原作をやらない/できないからなぁ。
 そんなことを思いながら、昔東方の設定に触れるきっかけをくれた一人である3.3mmさんの名前などを検索していたら、なんと7年振りに新作が作られていたとは。


版上げか

jp.ign.com


 現状、D&D5thに大きな不満はないんだけど、定期的にアップデートがかかるのはいいことだと思う。5版と互換性があるならなおいい。
 不満はないものの、希望することがあるとすれば、3版とか3.5版の頃のように、サプリが沢山出てくれると嬉しい。特にグレイホークとミスタラのサプリメントがほしい。一つのルールで複数の世界設定に対応できる包容力の高さは、他のTRPGにはない魅力なのだし。
 後は、基本クラスとそれ以外のクラスの位置づけがもうちょっと明確になるといいな、というのはある。ファイター、マジックユーザー、クレリック、ローグで組む場合はいいんだけど、バードとかソーサラーが入った時どう編成すればバランスのいいパーティが組めるか、っていうのがよくわからない。前の版に比べてどの組み合わせでも行けるようになってる、というのはなんとなくわかるんだけど。
 そういう意味では──そう、1シリーズでいいから、公式のリプレイシリーズがあるといいな、と思う。第5版では結局今まで出ていないはずだ。やはり公式のリプレイシリーズがあるのとないのとでは、セッションのイメージの掴みやすさが段違いなので。
 

無茶というよりは


 三国無双以外は、無茶というよりは超頑張った移植と言った方が相応しいかもしれない……。
 実際、雰囲気はよく出てると思うんだ。

アトラスじゃないのか……?

game.watch.impress.co.jp


 アトラスの新作(リファンタジー)とは別なのか……?

一位は勿論

akiba-pc.watch.impress.co.jp


 この中で私が買ってた雑誌というと、一番がコンプティーク、二番目がマイコンベーシックマガジン。記事の中で電撃が取り上げられてないのは、パソコン雑誌だと思われてないからか……? 実際微妙だけど。
 私の購入率は、そのままTRPG関連記事の掲載率の高さと正比例する。あまり知られてないかもしれないけど、マイコンベーシックマガジンにも、一時期TRPGの記事が掲載されていた時期がある。大貫さん率いるORGの連載で、タイトルとしてはWARPSがメインだったので、大貫さんが亡くなられた後連載もなくなった……ように記憶しているが、時系列は正確ではないかもしれない。