自虐だったとは


 これまたお勧めに出てきたから見た動画で、関連らしき動画も今まで見たこともなかったと思うんだけど……いや、この動画は面白かった。さすがにこのネットミームは知っていたので、このインタビューの裏側にどのようなものがあったかというのは、非常に興味があった。
 まさかこの流れが自虐で出てきた言葉だというのは、本人が出てきて語ることがなければ想像もできない。本人はそう取ってはいないような口ぶりだけれど、マスコミの切り取り方に悪意があると言われても仕方ないだろう。発言の意図が全く逆になってしまっているから、こういった場に出てきて弁明したかった、という気持ちも分かる。そういう意味では、ネットで個人が発信できるようになった時代ならではの出来事、という印象がある。テレビの時代がずっと続いていたなら知り得なかったことだろう。

 この動画をきっかけに、同じ動画主による「幸せならOKです」とか「国鉄の匂いがムンムンする」とか、色々なネットミームになった人のその後を動画で見せてもらった。一番面白かったのは冒頭の動画だけれど、他もどれもなかなか面白かった。
 かつてこう言ったネットゲームに親しんだ身からすると「ネットに取り上げられたおかげで人生を狂わされてしまった、今も恨んでいる」という台詞が出てこなかったのは幸いだった。もっとも、そういった人はそもそもこういう場には出てこないのかもしれないが。

また延期か……

game.watch.impress.co.jp


 また延期か……。ちょっと想像していたこととはいえ、これで予定通りサービスインできるんだろうか。告知した時期からズレればズレるほど、人が集まりにくくなると思うんだが。いずれにしても、最初はPC専用でSTEAMですらないので、ローンチでは私は遊びようがないな……。

どういうコンセプトなのか

game.watch.impress.co.jp


 最新型のMSXの本体がゲームボーイにそっくりだというのは、奇妙な縁を感じる。アタッチメント式の本体には惹かれるものがあるが、クラウドファンディングとのことなので、一般販売に回ることはないのだろうか。
 いずれにしても、ソフトウェアの状況が全く見えていない状況で、本体を買おう、あるいは本体に投資しようという勇気は私にはない。この形状だと、昔のカートリッジはそのまま使えないのだろうし。逆に、ソフトウェアの状況が見えてくるのであれば、キーボードとゲームパッド付け替え式の本体は購買意欲をそそられる。
 最新のMSXの状態を追っていないけれど、これはラズパイのような開発ツールとして売られるものなのだろうか。だとしたら、私には縁遠い商品ということになってしまうが……。

お世話になった


 スライムジェネラルというと、DQXのリング取りを思い出す。一時期通ったな……。

他の誰のせいでもない

 岡田○司夫氏と岡本○起氏の動画は、正直好きではないので、お勧めに出ないように、関連動画に表示されてもクリックしないようにしているが、それでも時折表示される。どういうロジックで関連動画を表示しているのかわからないけれども……。

 敢えていうなら、岡田氏については、この人が内情的なものを語れるというのは、文字通り関係者として関わったオネアミスの翼だけだと思っていた。だから、オネアミスの翼の動画についてだけは興味があり、一応見てみた。


www.youtube.com


 これを見て納得する視聴者はいるんだろうかと最初思ったものの、コメントを見ると肯定的な意見が多くて驚かされた。私自身は全く納得ができなかった。
 冒頭で「坂本龍一氏に腹が立った」と言っているが、ずっと経緯を追っていくと、明らかに岡田氏が悪いので、坂本氏に腹が立つというのはいわば逆ギレだ。
 要するに、坂本氏は最初、アニメというものは実写と違い、制作者が完全にコントロールできるため、それに付随する音楽も完全にコントロールできるものだと思っていた。しかし実情は異なり、音響監督によって切られたり調整されたりするものだった。岡田氏は当然この事実を知っていたにも関わらず、坂本氏と打ち合わせした時に相手に調子を合わせ、そのことを言わなかった。結果的に坂本氏は自分の意に反した音楽を使われたということで、今もそれに触れたがらない、と。
 これは音響監督も悪くないし、坂本氏も悪くない。明らかに、事実と違うと分かっていながら、打ち合わせでいい加減な事を言って話を合わせた岡田氏の責任だ。しかも、そのことに対する反省の弁は一言もない。途中でバンダイのプロデューサーや読売広告社のプロデューサーが逃げてしまったとか言っているが、それは当たり前だ。岡田氏の発言のせいで坂本氏が怒っているんだから、それをフォローするのは当然彼自身であるはずで、他の関係者が逃げちゃったというのはお門違いだろう。
 この行き違いのせいで、坂本氏が二度とアニメ音楽というもので手掛けなくなったんだとすると、アニメ業界全体にとって非常に大きな損失だったんじゃないかと思う。この人は他人の作品の内情的なものを語る時には好きなように語るが、結局本当に自分が関わった作品においては客観的な視点で語れない人なんだな、というのが私の正直な感想である。

順延していたとは

 実はこの三連休で東武動物公園に行こうと思っていたが、公式ホームページを見てみたところ、開催されているはずのホロライブのコラボイベントが開催されていなかった。

 何故だろうと、さらにつぶさにホームページを見ていったところ、ここで鳥インフルエンザの流行があり、入場を制限していたらしい。それに伴い、コラボイベントの開催も順延されたということのようだ。ニュースでは見ていたが、まさかこんなところにまで影響が出ていたとは。


www.tobuzoo.com


www.tobuzoo.com


 年末年始のこの時期に入園を制限し、鳥インフルエンザの疑いのある動物たちに適切な対応をとったというのは英断だと思う。年末年始で入場客も見込まれる時期、職員の方も忙しかっただろう。残念ではあるが異存はない。東武動物公園は以前けものフレンズのイベントの時に一度行ったことがあり、今回犠牲になった鳥たちも見ていたので、いささか寂しい気持ちだ。
 それはそれとして、どうしてこの三連休で行きたかったかというと、実は1月20日からジョイポリスでもホロライブのコラボイベントが開始され、時期が非常に近くなってしまうので、できれば早いうちに行っておきたかったという、極めて個人的な都合である。

今でも肝が冷えることが

 ポンさんの冬コミの新刊を読んでいて、秋刀魚イベントの途中で矢矧を轟沈させたと書いてあってびっくりした。



 私のように適当にイベントをプレイしているプレイヤーならともかく、ポンさんはこれまでのイベントで全ての艦をコンプリートしているくらいやり込んでいる人なので、そんなミスをするとは思っていなかった。ただ、そのミスを漫画のネタとして昇華してしまうあたりは、流石という感じではある。



 確か、前にビリーさんのところでも加賀を轟沈させていた記憶があるので、結構やりこんでいる人でもやってしまうミスなのかもしれない。
 本音をいうと、そろそろ轟沈ロックをシステム上用意してもらってもいいんじゃないかな、という気がする。「轟沈回避」とかスイッチを入れておくと、大破艦が出た時点で強制的に帰還し、絶対に轟沈艦が出ないというイメージだろうか。もっとも、私が一番欲しいのは秘書艦システムなんだけれども……これも、もう何度書いたか分からないな(笑)。

リナとナーガに見える


 この表紙だと、確かにリッキーとキングでありつつもリナとナーガに見えるな……。

闇のコロコロ少年(1)

 これまでこのコロコロ少年のエントリは、自分にとって懐かしさを感じたり、ちょっと切ない思い出だったり、どちらかというとポジティブな内容を書いてきたが、今回のこの「闇のコロコロ少年」のエントリは、自分にとってもできれば思い出したくない、辛い思い出がメインになる。もちろんそんな思い出がそういくつもあるわけではないけれども。

 第1回目は「シャドウラン」だ。



 最初に断っておくが、これは私がたまたまこのゲームとの巡り合わせが良くなかったというだけで、ゲームそのものに問題があると言っているわけではない。例えば私の好きなゲームでも、巡り合わせが悪ければ、今回私が書いたのと似たような印象を受けた人もいるだろう。タイトルの問題ではなく、あくまでも私自身の個人的な体験記である。
 しかし、念のため折り畳んでおく。シャドウランに関するネガティブな記事を読みたくない方はブラウザバックしてほしい。

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継戦能力の高さとは


 ドラクエウォークの配信者としては超有名という訳ではないけれど、この配信者の人の上の動画の考え方は私の考え方にちょっと似ていると思った──継戦能力を重視しているという意味において、だが。
 このゲームの有名な配信者の人達は「最大ダメージの高さ」とか、そういったもので装備を判断していることが多いけれど、他のゲームだとリソース辺りのダメージ効率っていうのも、結構シビアに考えられることが多い(FGOでいえばNP獲得量を重視するようなもの)。ただドラクエウォークに関しては何故か、MP当たりのダメージ効率やMPの回復効率というのを、それほどシビアに計算しているサイトとか配信者の人をあまり見かけない。これが昔からずっと不思議だったが、自分が時折実家に帰ってみたり、色々な所を巡ってドラクエウォークをしてみたりして、ようやく事情が分かってきた。やらないのではなくて、できないのだ。
 例えば私の自宅でいうと、近くに回復スポットがたまたま一つある。



 付け加えると、たまたま駅の近くなので、メガモンスターがかなりの頻度で湧くポイントも傍にある。この環境が当たり前だと思っていたら、実家に帰ってみたところ、自宅の周りに何もない。回復スポットもないし、イベントスポットもないし、もちろんメガモンスターも湧かない。どこでも強敵が一定時間ごとに湧く以外、本当に何もない。
 自宅の近くの回復スポットの有無だけでなく、移動せずに定点狩りをメインにしているか、それとも私のようにウォークモード中心(道端の回復スポットが利用できる)かによってもMP回復の状況は異なってくる。
 つまりどういうことかというと、MP効率を計ろうとしても、プレイヤーごとの環境が現実世界の地図やプレイ環境によって全然違うので、計算のしようがない。これは他ゲームであればまず起こらないことだと思うが、現実と連動しているというドラクエウォークの特徴だ。他のゲームでなら成立する攻略情報が、ドラクエウォークで成立しないということがしばしば起きる。これもその一つだ。
 鎧の魔槍のMP効率の高さは異常なので、これを使って永久機関ができるようにする、みたいな動画は時々見るけれども、じゃあその次にMP効率の高い武器はどれなのか、とかそういったものはなかなか判断しづらい。それは結局「プレイヤーごとにMPを回復できる環境が全然違うから」という理由だろう。それもまた、このドラクエウォークというゲームの面白さだと思う。

何故起用した

togetter.com


 この作品が駄作と呼ばれる理由には、押井監督の作品に通じるものがあると思っている。
 原作からの改変というのを多くのコメントが指摘しているが、ただの改変ではない。そこが押井監督に似ているところなのだが、要は「原作者が描きたいテーマと監督が描きたいテーマが正反対」というところが問題だ。



 模倣犯宮部みゆき氏は、原作において犯人を格好よく描こうという意図が全くない。特に後半はとにかく無様に、情けなく描いている。「犯人は最後に敗北し、その目論見は潰える」というのをこれ以上なくはっきり書いているが、映画版の模倣犯はそれと真逆になってしまっている。ある意味最後に犯人が勝つ展開になっていて、これは原作が描いているテーマとは真逆なのだ。この作品における映画化に際しての改変は、枝葉末節が違うとかそういうレベルの話ではない。
 これはまさに、攻殻機動隊アップルシードで、原作者である士郎正宗氏と映像版の監督の間に起きたことと同じだ。士郎正宗氏は、テロリスト側の見方、あるいはそれに寄り添った心情を描くということは全くしない人だ。アップルシード1巻でのシフォンの扱いなどを見ればわかるとおり、テロリストについては徹底的に突き放して描く。



 これに対して、押井監督は今でも学生運動にシンパシーを感じているような人であり、体制側に感情移入できないように作品を描く。つまり、劇場版攻殻機動隊の監督を押井監督にやらせるという時点で、原作のテーマを尊重した作品になるはずがない。完全なミスキャストだ。実は、かつてOVA版のアップルシードでも同じことが起きている。



 模倣犯も同じだ。原作を読んで、あれをピカレスクロマンだという人がいるだろうか。徹底的に悪役側には感情移入出来ないよう描かれている。あくまでも犯人を追及する側に感情移入するようになっている作品だ。
 その証拠に、模倣犯の映画化の後に作者が書いた後続作品「楽園」で「模倣犯の犯人がその後どうなったか」について言及している場面があるが、こちらでも犯人を徹底的に情けなく描き断罪している。それを見る限り、宮部みゆき氏が(内心で映画版のことをどう思っていたのかというのは別にしても)描きたいテーマは全く真逆だというのを読者に知ってほしいんだ、っていうのは嫌というほど読み取れた。もし映画版の主題に共感したのであれば、その後はそれを踏まえた展開にすると思うが、実際に描かれたものは映画版と正反対だったというのが、両者の関係性を端的に表している。



 私にはこの作品は、わざわざ原作をないがしろにするほどの価値があるように思えなかった。コメントでも散々言われているが、オチは投げっぱなしだし、結局この作品は、キャスティングを巡る大人の事情に引きずられてしまったようにしか見えなかったからだ。そういう意味で、この作品については、原作を好きな人ほど「とんでもない駄作」という評価を下さざるを得ないと思う。

修正された


 先日話題にしたウロボロスの杖の性能が修正が入った。それも、私が問題にしていた「敵が3体の時に範囲攻撃を使わない」という不具合の方が先に修正された。やはり運営も、こちらの方を──まともに狩りで使えない──問題視していたのだろう。これによって、入手した武器がほぼ自分が望んでいたとおりの動きになったのだが、では現状で狩りの際にこの武器を使っているかというと、実は使っていない。
 というのも、下の動画で触れられてているように、この武器の範囲攻撃である「メドローア・滅」があまりにもMP消費が激しすぎ、使っているとあっという間にMPが空になってしまうからだ。つまり、先日「意外に性能が高かった」と書いた「鎧の魔槍」の逆パターンである。



 ただ、これは実際に使ってみないとなかなか実感できないことだ。元旦に先走ってガチャを引いた点については、あの時は後悔したけれど、もしあの時引かなかったとしても、ここで性能修正が入った時点で結局引く判断をした可能性が高い。燃費が悪すぎて狩りが継続できないというのは、なかなかステータス上のデータを見るだけでは判断がつきづらい。
 燃費が悪いという意味ではメタキン剣も同じなのだが、あちらはオートスキルを自動で使ってくれるだけで役に立ってくれるという特徴がある。これに対してウロボロスの杖は、オートスキルはあまり有用でないから、メタキン剣と同じような使い方はできない。むしろ、あまりにも激しいMP消費を少しでも減らすために、オートスキルを切ってしまうことが多い。
 ボス戦では使えるという考え方もあるけれど、ボス戦も長期戦になればなるほど最後は燃費との戦いになるから、この武器を投入してまともに運用するためのハードルは非常に高い。

当てはまらないなぁ……


 「通常戦闘曲が何周もした時は、雑魚に苦戦している時」……? ペルソナ5の雑魚に苦戦する時って、戦闘が長時間に渡るというより、弱点属性を突かれて一瞬で壊滅するイメージなんで、あんまり戦闘が長引くイメージはないなぁ。自分はジョーカー、パンサー、クイーン、ノワールだったんで、わかりやすく不意打ちからマハブフとかを連打されてパンサーが真っ先に死ぬ感じ。
 「とにかく火力の高いスキルを求めてペルソナ合成をしていたせいでボス戦に来たのに誰一人回復スキルが使えない」も、パーティメンバーからモナとパンサー、クイーンの全員をあえて抜くか、この3人から意図的に回復スキルを消去しない限りなかなか起きないような……。
 「渋谷駅で迷う」については、これは確かに実際に渋谷駅を知っていても迷ったんだけど、その理由は「本当なら最短距離になるルートが掃除とかで通行不能にされている」からだった。何回か「え、こっちから行けないの、実際なら行けるのに」というパターンがあったし。
 ただこれ「呟いたあるある」となってるから、多分Twitterから拾ってきているんだろう。同じゲームを遊んでも、難易度が違ったり、攻略ルートが違ったり……。ペルソナほど多彩なゲームであれば、人によって違う印象を抱くというのは、ある意味当然。万人に通じるあるあるを見つける方が大変なのかもしれない。

DQモンスターの裏話


 この動画を見ていて思い出したが、昔「モンスター物語」という、ドラクエに登場するモンスターを題材にしたストーリー集みたいな本を買ったことがある。
 その中で印象に残っているのが、これもキメラのエピソード。この本でもキメラは人造の魔物ということになっている。キメラを作成した悪魔神官が、ゾーマから「キメラに高い知性を与えろ」と命じられ、いろんな魔物と合成して知性を与えようと頑張るものの、どんな生物と合成を試してもなかなか知性が生まれない。プレッシャーで追い詰められた悪魔神官は遂に気が狂い、最後に自分を合成素材にしてしまう。すると望み通り知性を持つスターキメラが生まれたけれども、それはゾーマの命令を聞くことなく、他のキメラを引き連れどこかへと飛び去ってしまう、というエピソードだ。
 悪魔神官の中間管理職的な悲哀も描かれていたりして、なんだか「社畜が最後の最後に自分の命を捨てて、鬼詰めしてくる上司に一泡吹かせる」みたいな話だった。他にも色々なモンスターのエピソードが紹介されている。もう古い本なので、あの本を読んだことがある人はもうなかなかいないかもしれない。



 一応アマゾンにはあるのか……。

グロい……


 ぷよぷよ魔導物語のスピンオフだというのは知っていたけど、元ネタの魔導物語そのものはプレイした記憶がなく、今回この動画を見て、こんなに暗い雰囲気の作品だというの初めて知った。特にこの偽エンディングとされてるものは、ここまでの経緯が全然紹介されていないので、なぜこんな状況になってるのかさっぱり分からない。グロはちょっとな……。


ja.wikipedia.org


 Wikipediaを読む限り、どうもこれはPC-98版に移植されたもののようで、元のMSX版よりグロ要素が倍増しているらしい。そうだよな……自分の記憶でも、こんな作品だったとは思っていなかった。原作者的にも結構黒歴史になってそうな感じがする。
 今これをプレイしようと思うと、2015年に復刻されたものが最後になるようだ。ぷよぷよの元ネタとして遊ぶなら復刻されたMSX版の魔導物語を知ってれば十分な気がするし、PC-98版は相当マニアックなコレクターズアイテムなんじゃないだろうか。