お世話になった


 スライムジェネラルというと、DQXのリング取りを思い出す。一時期通ったな……。

他の誰のせいでもない

 岡田○司夫氏と岡本○起氏の動画は、正直好きではないので、お勧めに出ないように、関連動画に表示されてもクリックしないようにしているが、それでも時折表示される。どういうロジックで関連動画を表示しているのかわからないけれども……。

 敢えていうなら、岡田氏については、この人が内情的なものを語れるというのは、文字通り関係者として関わったオネアミスの翼だけだと思っていた。だから、オネアミスの翼の動画についてだけは興味があり、一応見てみた。


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 これを見て納得する視聴者はいるんだろうかと最初思ったものの、コメントを見ると肯定的な意見が多くて驚かされた。私自身は全く納得ができなかった。
 冒頭で「坂本龍一氏に腹が立った」と言っているが、ずっと経緯を追っていくと、明らかに岡田氏が悪いので、坂本氏に腹が立つというのはいわば逆ギレだ。
 要するに、坂本氏は最初、アニメというものは実写と違い、制作者が完全にコントロールできるため、それに付随する音楽も完全にコントロールできるものだと思っていた。しかし実情は異なり、音響監督によって切られたり調整されたりするものだった。岡田氏は当然この事実を知っていたにも関わらず、坂本氏と打ち合わせした時に相手に調子を合わせ、そのことを言わなかった。結果的に坂本氏は自分の意に反した音楽を使われたということで、今もそれに触れたがらない、と。
 これは音響監督も悪くないし、坂本氏も悪くない。明らかに、事実と違うと分かっていながら、打ち合わせでいい加減な事を言って話を合わせた岡田氏の責任だ。しかも、そのことに対する反省の弁は一言もない。途中でバンダイのプロデューサーや読売広告社のプロデューサーが逃げてしまったとか言っているが、それは当たり前だ。岡田氏の発言のせいで坂本氏が怒っているんだから、それをフォローするのは当然彼自身であるはずで、他の関係者が逃げちゃったというのはお門違いだろう。
 この行き違いのせいで、坂本氏が二度とアニメ音楽というもので手掛けなくなったんだとすると、アニメ業界全体にとって非常に大きな損失だったんじゃないかと思う。この人は他人の作品の内情的なものを語る時には好きなように語るが、結局本当に自分が関わった作品においては客観的な視点で語れない人なんだな、というのが私の正直な感想である。