誰得俺得エントリ


 結局風邪のせいでGW出かける計画はおじゃんになってしまったのだけれど、そのために事前に調べたことは今後結構役に立ちそうだ。
 あまりにもニッチな情報すぎて私自身以外の誰にも役に立たなさそうだけど、自分向けメモを兼ねてまとめておく。

 モバイルWiMAXの導入を最初考えていたのは前に書いたとおり。実は実家も無線LANの調子があんまりよくないので、WiMAXがあれば実家で使えるな、とも思っていた。今後導入する可能性があるとすれば、今もこれが最有力候補だ。
 ただ、今すぐ導入しよう! という気分にならない理由は一つだけ。
 シグマリオンは無線LANが使えない(昔あったのだけど、PHS機能との複合機だったので今は手に入らない)んだよね……。
 出たよ出たよ、と思った人。


 シグマリオンバカにすんな!(涙目で)


 いや、ホントに探してるんですよ! シグマリオンの後継機を!
 起動して一秒で打てるようになるというのは諦めて妥協するにしても「それなりにキーボードが打ちやすくてバッテリーが4時間以上持つ、500グラム程度のモバイルPC」っていうだけで、もうほとんど候補がない。工人舎のPMとかネットウォーカーとか、どれも帯に短したすきに長し、みたいな……キーボードは直接触れるインターフェースなんでできるだけ妥協したくないし……(この時点でキーボードを持たないタッチパネルだけのものは候補から外れる)。

 個人的に興味があったのはAUのIS01なんだけど、あんまり評判がよろしくない。確かに写真を見るだけでも、あまり打ちやすそうなキーボードではないな……で、IS01の掲示板(だったと思う)で、こんな書き込みを見てなるほどと手を打った。

 “タッチパネルを採用するなら回転式かスライド式しかありえない!”

 シグマリオンはノート型のタッチパネル式、キーボードつきなのでこの条件には当てはまらないんだけどw 内容そのものはすごく納得できる話だ。
 ノート型のモバイルでタッチパネル式だと、デスクで使う場合、タッチするたびに画面が後ろに傾いていく。逆に、手に持って使う場合、ノート型だとホールドする場所がなくて非常に持ちづらい。シグマリオンはこれをどう解決しているかというと、ディスプレイを180度、つまり完全にキーボードと一直線にした形に固定できる。しかもヒンジの部分がかなり頑丈にできていて、やろうと思えばこの状態でホールドして打鍵できるし、タッチパネルも使える。工人舎のPMとかは画面を完全に180度開くことができないので、立ったままホールドするのはかなりきつい。
 立ったままホールドして使うのに一番使いやすいのはスライド式だけど、今度はデスクで打つ時ノート型に比べて格段に打ちづらい。
 というわけで、両方の利点を併せ持った、つまりいらない時はキーボードをディスプレイの裏側に収納できる回転式のPCが一番使いやすいということになる。条件に合いそうなのは工人舎のPMじゃない機種なんだけど、こっちは大きいんだよね。
 もう一つ選択肢に入るのが富士通のLooxU。ところがこれも、最新のG90では回転式をやめてノート型になっている(でも、現状一番ポストシグマリオンに近い位置にいるのはこのG90だと思う)。以前、前のB50という機種を購入検討したこともあるんだけど、買わなかった最大の理由はバッテリ。使った人のHPを見ると、2時間もたなかったという報告がちらほらある。2時間はちょっと辛い……。


 ただ、あちこちをふらふらしていたらシグマリオン関係で一つ思わぬ拾い物があったので、それが一番の収穫だったかもしれない。結局シグマリオンから離れられないよ!