これが欧州版か


 北米版がプロレスで欧州版がサッカーなのか(笑)。
 この「MUSIC♪」という曲は見覚え・聞き覚えのない曲なんだけど、シャイニーフェスタの曲なのかな? しかしこれを見ると、アニメ版はやっぱり頑張ってるなぁ……。


 ところでそのシャイニーフェスタなんだけど、どうしてこういうユニット分けにしたんだろう? すごく偏ってるように見えるんだけど……。


ハニーサウンド(春香・千早・律子・あずさ)


ファンキーノート(響・伊織・やよい・亜美・真美)


グルーヴィチューン(美希・雪歩・真・貴音)


 ロリトリオこと年少組が全員ファンキーノートになってる。リーダーできそうなのが響しかいない。それと、春香と千早の二人を同じユニットにしているのもわからない。春香と千早、美希は全員別のユニットに分けないと駄目だろう……。

 ここからは私の意見なんだけど。765プロのアイドルは、実はいくつかのグループに分けられると個人的には思っている。ゲーム版のように「765プロの中から数人のアイドルを選んで一つのユニットを編成する」ならともかく「765プロをいくつかに分けて複数ユニットを編成する」という場合、13人もいるように見えても、キャラ被りしないように編成する組み合わせはそれほど多くない。


・メインヒロイン:春香・千早・美希


・年少組(後輩、子供):やよい、伊織、双海姉妹


・年長組(先輩、バックアップ、サポート役):律子、あずさ、貴音


・その他:真・雪歩・響


 つまりメインから一人、年少組から一人、年長組から一人、その他から一人。この選び方をしないと、立ち位置が被ってしまう。特に、アーケード版のメインヒロイン()である春香、その影の隠されたもう一人のヒロインである千早、箱版の主役であり「遅れてきた主役」である美希、この3人はアニメ版でもストーリーでも中核を成す。千早ははっきりとメインヒロインになったことはないが、ラジオ番組で春香と同様メインを任されていたり、各種イベントで果たしている役割やアニメ版のストーリーの比重を見る限り(響メイン回と千早メイン回を比べてみれば一目瞭然だ!)、製作スタッフが「準主役」と考えているのは間違いないと思う。

 竜宮小町が今ひとつしっくりこなかったのも、組み合わせが年長者二人、年少者二人で間にクッションとなるアイドルがいなかったからではないだろうか。特に765プロのメインストリームである16,17歳の高校生が一人もいない。これがあずさの代わりに美希だったらまた受ける印象も違ったはずだ。もっとも、主役級である美希をプロデュース不可にしたら一層とんでもないことになるのは明白だが……。
 その点、プロジェクトフェアリーは年少組をのぞく3つのグループから一人ずつで実にバランスがよかった。勝手な予想だが、今回のシャイニーフェスタでグルーヴィチューンが頭一つ抜けた売れ行きだったというのも、3つのユニットを見比べると一番バランスが良く見えるというのも一因ではないかという気がする。もちろん、収録楽曲を比べるとどう見てもグルーヴィチューンにいい曲が偏っているというのもあるのだろうけれど。
 9.18直後のAKB商法にファンが猛烈な反対をしたのは今も記憶に鮮明に残っているけれど、こういう場面で間接的にまるで人気投票をしたような結果が表れてしまうのは皮肉なものだ。
 

 それはさておき……下らない話だが、もしこれがハリアーP準拠のアイドルだったら……? 私はやっぱりグルーヴィチューンに手を出すだろう。陰陽問答と白雪の詩集と真王子が総結集だからね!