- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- 発売日: 2013/01/23
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というわけで、悔しいので即行借りてきた、アベンジャーズ。
ごめんなさい、訂正します。これアイアンマン3と全然関係ないや。
(以下ネタバレあり)
ってか、この展開でアイアンマン3にあの繋がり方するのは納得いかないわ。パニック障害を起こすほど悩んだっていうからすごい苦戦したのかと思ったら、全然そんなことないじゃん。途中でフィル捜査官も言ってたけど、今回の話で主人公たちが苦戦した理由はあくまでも途中で仲間割れしたせい。そもそも、考え方も立場もバラバラなヒーローたちがどうやって手を組むかが物語の主題だから、敵はそんなに強くないし印象に残る相手でもない。……と、これは私が「マイティソー」に思い入れがないせいかもしれないけど。
そう、実はアベンジャーズのメインは「マイティソー」。主な敵がマイティソーのヴィラン「ロキ」で、基本的にストーリーもそのまま繋がっている。パッケージを見るとアイアンマンの方が大きく出てるけどストーリー上はサポート役にすぎず、中心はあくまでもソーの方。で、敵はロキのほかに宇宙人(最後にはサノスもチラッと出る)。
確かにアイアンマンはラストぼろぼろになるけど、それは敵に苦戦したというより最後にちょっと無茶をしたからで(どうでもいいけどミサイル抱えて宇宙に飛んでいくシーンでアトム思い出した……)、神経を病むほどの強敵だったかと言われると……。ぶっちゃけアベンジャーズの敵は、アイアンスーツ1〜42号が全員集合して全力攻撃すればあっさり倒せる相手なような気もしないでもない。
単に敵の強さの問題だけではなく、ストーリーを俯瞰してみても、アベンジャーズにおけるアイアンマンは「そしていつもの彼の日常に戻る」っぽい展開で終わるし、この映画が終わったあとトニーがスランプに陥るような予兆は微塵も感じなかった。元々、真面目なキャプテンアメリカが悩むなら分かるけど、トニーがそこまで強い義務感を持ってるかっていうと……うーん。
で、調べてみたらアイアンマン3の監督はアベンジャーズとも違う監督。これは、アベンジャーズからの伏線がどうこうというより、アイアンマン3の監督の個性に起因しているんじゃないかというのが、2作を続けて見た私の正直な感想だ。
ちなみにアベンジャーズ、アイアンスーツ・マーク7の装着シーンはかっこよかった。これなら空を飛んでくるのもよくわかる。マーク42もこれと同じ形式でよかったんじゃね?