マジであるから困る

【面白い】なんかスゴイ勢いのペンギンコラまとめ


 ここにあったこのペンギンコラでふいた。



 「村の建物は木造ですか」が絶望フラグ過ぎて腹筋痛い(笑)。
 「なんでそんなこと聞……ああはいはいわかりますよ、聞かなくても分かりますよ!」みたいな。

ランダマイザあれこれ

【TRPG】2D6, 1D20……どのダイス判定が一番バランスが良い?


 実はウィキペディアにも「行為判定」っていう項目が何故かあるんだけども……。


 私が好きなランダマイザは「トランプ」。ただ、現状ランダマイザでトランプを使うゲームというとほぼNOVAしかない*1ので、選択の余地がない。なぜトランプが好きかというと、恣意性と乱数性を併せ持つからという点が一つ。もう一つはプレイ風景を傍から見た時、さいころを握りしめているより手札を手に持っているほうがなんとなくさまになるから、という、恐らく共感してくれる人はあまり多くなさそうな理由である(笑)。
 実際は、プレイ風景としてはダイスを使うゲームでもサイコロをずっと握っていることはまずないだろう。逆に、トランプを使うNOVAでもレコードシートへの記入時などはペンを持たなければならないので、手札を手に持ったままRLの話を聞くという場面はそう多くないかもしれない。
 また、恣意性と乱数性の両立についても賛否両論ある。手札が悪い場合やむを得ず判定に失敗せざるを得ないことがあるが、そんな時どうしても「わざと失敗している」感が拭えないからだ。これがダイスであれば、いかに分の悪い賭けであってもチャレンジさえすれば失敗をダイス運のせいにできるが、トランプで同じことをやるとトランプのせいでなく「あえてそのカードを切ったプレイヤーのせい」になる。これはあくまでも心情的なものであるが。*2


 私が前にいた鳥取のプレイヤーに好まれていたのは「3D6、下方判定」つまるところ「GURPS」だった。3D6はパーセンテージロールやD20、あるいは2D6と比べてさえも出目が中央に偏る。また、GURPSのシステム上、目標値は技能値そのものになることが多く、目標値をGMが決めるゲームに比べると、ランダム要素の少ないキャラ作成と合わせて「プレイヤーがある程度成功率を操作できる」。これも恣意性の高いシステムだった。
 加えて、キャラ作成にある程度裏技というかマンチキン要素(?)があり*3、そういう点も気に入っていたようだ。


 逆に今の鳥取では、どのランダマイザがいいとか、どの判定方法が好きだとか嫌いだとか、そういう話はあまり出たことがない。カオスフレアや深淵、TORGについて「ダイスを振りながらカードのリソースも管理するのは大変」という意見が出たことがあるくらいだろうか。結局は、世界設定やその他のルールが好みに合うかどうかが今は優先事項である。

*1:天羅WARやカオスフレアでも使うが、判定のランザマイザではなくチップとして使用する。

*2:「無印天羅」のデザイナー渡辺氏は、この辺を「ダイスの納得力を利用している」と表現していた。実際、天羅では重要な判定ほど振るダイスの数が多くなるため、判定結果が期待値から大きく外れることは滅多にない。

*3:経験者の人は「記憶力第2段階」とか「魔法の素質3レベル」といえば何が言いたいかお分かりいただけると思う。