これは面白い

最近のライトノベルは〜と言う前に見て欲しい『ライトノベル新作データベース』


 なんとなくフィーリングで語ってしまいがちだけど、こういうデータベースを使って数字を出されると説得力がある。
 
 ……って、やっぱり異世界召喚転生ファンタジーモノ多いやん! 180冊中30冊(単なるファンタジーは除外した数字だ)とか明らかに多いやん!(笑)
 元々「ファンタジー小説のマイナーバリエーション」に過ぎなかったことを思えば、どう考えてもこれが今の流行の一つであると数字によって裏付けられた形だ。また、その半分以上(16作品)がウェブ小説で、それを小説を除いたら全体の10分の1まで割合は減る。
 逆に、ウェブ小説の中の割合で見ると実に2/3が「召喚転生ファンタジー」だ。ウェブ小説はだいたい出版社側で同じ版型のレーベルで売り出しているから、そりゃ店頭で見かけたら「似たような小説が多いな〜」という印象を抱くのも当然だろう。
 繰り返すけど、このデータベースでは「ハイファンタジー」と「ローファンタジー」と「召喚転生ファンタジー」に分けられてるけど、本来これらは3つ並列にされるようなジャンルではないのだ。