ストライクウィッチーズOVAシリーズ2、“エーゲ海の女神”見て参りました。例によってネタバレ全開で感想をば。
・今回は最初に結論から。やっぱり30分は短いというのを再認識した。30分の尺で戦闘2回やると、時間的に日常シーンがまともに挿めないんだよな……。
・オープニング、ルッキーニの母親登場。今までって、兄弟姉妹はともかく「親」が登場したウィッチって芳佳だけ?
・出撃する娘を見送るのに湿っぽいところがないのはさすがルッキーニの母親。
・今回尺が足りなかったと感じたのは「ルッキーニと両親とデロス島の思い出」のシーン。思い入れが言葉でしか語られないので、視聴者がルッキーニの心情に共感しづらく、見ようによってはただの我侭に見えてしまう。回想シーンでも何でもいいからシーンが挟まっていればかなり印象が違ったと思うんだけど。ただ、30分だと他に削れそうなシーンがない。
・相手がエーリカじゃないと露骨に不機嫌だなマルセイユは(笑)。
・声ソムリエレベルの低い私には、エディタ=ノイマンの声が誰なのか聞いただけでは分からなかったんだけど、チアキングだったかー。
・ロンメル登場にふいた(笑)。チョビ髭の伍長が存在しないならワルキューレ作戦もないから、ロンメルも生きてておかしくないよな。
・海上輸送の要衝に陣取るってことは、ネウロイには人類側の補給線とか戦略的な概念を理解する知能があるのか?
・ちょ……! OVA&劇場版で湯気さんが仕事したらもう希望がないじゃないですか!
・そういえば、劇場入口で「孤高のウィッチ」マルセイユというカードを配っていたのだが、ライーザが超フォローしてるから孤高じゃなくね……?
・前半の戦闘でも疑問だったんだけど、通行する船を攻撃するのに廃船はそのまま放置してるってことは、ネウロイには乗員がいるかいないか、生存者がいるかいないか感知する能力があるのか。
・ロンメル将軍活躍しすぎ。自分で飛行機乗って飛んでくるとは思わなかった(笑)。
・後方指揮に回ってるエディタは坂本と同様「上がり」ウィッチっぽいが(この辺他メディアで設定があるのかどうか私は知らない)、ウィルマと同じく、シールドを張る能力は消えていても空を飛ぶ能力は残ってる、というウィッチは珍しくないってことなのか?
・世界地図を見ながらつらつらと考えたんだけど、今回の作戦、エーゲ海のデロス島でマルセイユやロンメル将軍に声がかかるってことは、『アフリカ』はエーゲ海までフォローしてるのか。かなり守備範囲広いよなこれ。
・しつこいようだけどあと10分、いやあと5分あればな……。マルセイユとシャーリーのやり取りも足りない。前作でミーナとハイデマリーのやり取りがあれだけで済んだのは、あくまでも劇場版という布石があったからだし……。
・次回はペリーヌ(いつものペリーヌさんなのか劇場版の綺麗なペリーヌさんなのか……?)とリーネ、あと前売り券の特典を見る限りはもっさんも出るっぽい……?