ウィズローグ、「ウィズらしさ」に苦しむ良質ハック＆スラッシュゲーム。
ゲーキャスさんのところは最近基本無料系ソシャゲを手放しで褒める傾向が強いんで、今回も褒めるだろうと思っていた。ちょうど、製作者側のコラム載せ始めた頃からサイトの方針が微妙に変わってきたように感じる（ライターも変わったんだっけ？）。個人的な人間関係ができてしまうと、そうなっていくのはなかなか避けられないのだろう。
ただ、端々にポロッポロッと……。
▲この画面の革の質感やサイコロの質感も完璧で、『ウィズローグ』をやめてTRPGしたくなる。
▲ついでに、課金ウィズの象徴キャラ「アラハゥイ」さんは、印象悪いので引退した方がいいと思う。
そして、「こんなのはウィズではない！」と思う方は、『Wizardry外伝〜戦闘の監獄〜』がしっかりウィズしているので、そちらを遊べばOKだ。
なお、私にはアラハゥイ氏がウィズらしさに苦しんでいるとはまったく思えない。昨日も言ったとおり、彼はプレイヤーに対して「Wizらしさは人によって異なるため議論致しません」と断言しており、今も撤回も訂正もしていないからだ。
「魔術師のローブを身にまとい、身の丈を越える大剣を背負った少年・ゼオ。ある者は、彼を最高レベルの魔法戦士と称え、ある者は、ただのシロウト冒険者と罵る。だが、真の姿を誰も知らない‥‥。闇天使（あくま）と契約を交わし、禁忌の秘術を得た魔術師ということを。」
↑この設定で「伝説のＲＰＧ、ウィザードリィの世界」を名乗り、ウィズオンラインに何の関係もないクトゥルフ要素を平然とブチ込むクリエイターなら、何を作ったってウィザードリィの名前を冠することに躊躇なんてしないだろう。
