夢の話

『スプラトゥーン』が岩田社長への追悼コメント一色に - ユーザーに愛された"任天堂の顔"


 みんなが回復アイテムを差し出そうとしてるのが泣ける……。


 実は昨日、夢に岩田社長が出てきた。申し訳ないが、別に今まで岩田社長を特別に尊敬していたというわけでも、個人的な思い出があるというわけでもないし、今まで有名人の訃報に接したことは何度もある。でも、訃報に際して即夢に出てきたのは岩田氏が初めてな気がする。ニンテンドーダイレクトでしか岩田氏を見たことがなかった私の抱いている勝手なイメージなのだろうが、いくつもの開発チームが机を並べてディスカッションしているところに岩田氏が顔を出しては、ニコニコしながらウンウン頷いているような、そんな夢だった。


 近頃、ゲーム関連の話題については文句ばかりを書いている気がする。ゲーム業界で起きていることにそれだけワクワクしなくなったからだろう。業界も変化しているし、私もそうだ。しかし……岩田氏の夢を見たから、というわけでもないが、もう少し楽しい思い出を語ってみたくなった。任天堂と、そしてもちろんソニーを含む沢山のメーカーの1ファンであるゲーマーとして。
 以前押切さんの「ピコピコ少年」に触発され「もう一人のピコピコ少年」というタイトルでエントリを書いたことがあるが、所有ハード遍歴を中心にした駆け足の思い出話になってしまった。今度はアナログゲームの思い出も交えつつ、ゲームタイトルを中心に書き連ねていけたら、と思っている。

もう一人のピコピコ少年の思い出(1)

 金銭的な事情から、自分が持っていたゲームに限定して語ろうとするとネタがあっという間に尽きてしまうので、いきなり「友達の家で遊んだゲーム」の話になる。
 最近改めて知った「ファミコン本体のローンチタイトルだったラインナップ」を見る限り、恐らく私が最初に遊んだファミコンゲームがこれだ。



 上の動画を見ればわかるとおり、ドットイートでなかったりサイドビューだったりするものの、基本的にはパックマンによく似ている。敵から逃げながらアイテムを回収し、パワーエサにあたるホウレンソウを食べると(ポパイだからね)プルートーに反撃ができるというシステムだった。
 ところで、このゲームは私が生まれて初めて「裏技」を知ったゲームでもある。まさか動画はあるまい……と思ったら存在していて驚いた。



 上の動画にあるとおり、本来ホウレンソウ1個につき一回しか倒せないはずのプルートーを、反撃時間の最後にプルートーの出現位置でパンチを連打することでもう一度倒すことができるというものだが、なぜか吹っ飛び方がおかしくプルプル震えながら画面上に消えていく。ソフトの所有者だったKくんがなぜこの技の存在を知っていたのかは、今となっては謎なのだが……。


 なお、この記事を書くにあたって調べてみたところ、この裏技に言及している記事がいくつかあった。やはりインパクトがあったようだ。