ちゃんみお完全に被害者やないかい!(いつものこと)
最後の目的地があまりにもヒドすぎる(笑)。
懐中時計の思い出
昨日のエントリで、自分と懐中時計の思い出が一気に蘇ってきたのでちょっと書こうと思う。今までも何度か切れ切れに触れたことはあるが、まとまって書いたことはなかったので。
私は子供の頃から、腕時計をする習慣がなかった。これには大きく二つの理由がある。
一つは体質的な問題だ。肌が弱くて、腕時計を巻くとすぐにかぶれてしまうのだ。金属やゴムのベルトはもちろんのこと、革のベルトでも真っ赤になってしまう。元々腕が細いので、ベルトが肌に触れないよう緩めに巻くと、机の角や椅子等に本体をしょっちゅうぶつけてしまい、これはこれでよろしくない。
この体質のせいで腕に物を巻く習慣ができなかったせいか、今でも体を締め付けるような装飾品がどうしても苦手だ。ネックレス、ブレスレット、ファッションリングの類も身に着けない。ノーネクタイは胸元がスカスカになるのでネクタイはするが、きつく巻かずに緩めに巻く。襟巻の類もしない。この「好み」が二つ目の問題だ。
と、記憶力の優れた人であれば、以前私が「ゲーム機能付き腕時計」を探していたことを覚えているかもしれない。確かに私はそれを持っていたが、腕に巻くことはほとんどなかった──そもそも、ゲーム機能付き腕時計はボタンの配置上、腕に巻いたままゲームをするのは非常に難しかった。
そのものズバリではないものの、形状はこれの「水道管」に似ている。ボタンが3つある。土星かどこかを舞台にしたUFOのゲームだった記憶があるが……。
そんな私が社会人になりたての頃、先輩に「時計はしたほうがいい」と助言され、思いついたのが懐中時計だった。(続く)