定番の「ためいき」


 今回は痕BGMの「ためいき」に加えて「長瀬のテーマ」まで使われてて嬉しい。

作品は知らないけど

game.watch.impress.co.jp


 元になった作品は知らないが、この懐中時計考えた人、懐中時計ちゃんと使ったことあるんだろうか……。

 使ったことある人ならわかると思うけど、懐中時計のハンターケース(上蓋)の裏側に鏡をつけるのは、構造上かなり不便だ。ハンターケースは通常、持ち主が12時を上にして見た時に左に開くか、手前(下)に開くかどちらかが多く、コンパクトのように奥側(上)に開くタイプはまず見かけない。
 なぜかというと、ハンターケースは竜頭を押して、その反対側に蓋を開く構造になっているからだ。一般的には、左右の手に持って、親指で上部の竜頭を押して、手前にケースを開くか、右手に持って、親指で右側の竜頭を押して左側に開く(左利き用なら左右逆になるかも)。


f:id:bit666:20200205233730j:plain(これが左開き。写真はこちらから。裏蓋が反射しているのは金属光沢のためで、鏡だからではない。)


 もし、蓋の裏側に鏡を取り付け、それをコンパクトのように使うのであれば、蓋を奥側に開かなければ鏡が見れない。ということは、竜頭を時計の文字盤の六時の方向、つまり「下」につけなければならず、12時を上にして時計を持った時に、竜頭が「手のひら」に当たってしまい、押しにくい。

 この商品は、写真を見る限り竜頭が上についており、手前に蓋が開くタイプ。ということは、時計を見ようと思うと蓋の裏側の鏡は自分と反対側に向くことになるから、鏡を見るたびいちいち反対に回転させることになる。普通に考えると使いにくいだろう。だから写真を見た時、文字盤が映っているのを見て一瞬「え? 鏡?」と思ったのだ。しかし、注文ページを見てもはっきり「鏡の懐中時計」と書かれている。

 注文ページを見るまでは「なんとなくお洒落っぽいからこうしてしまった」のかと思ってここまで書いてきたんだけど、「蓋の裏側も原作通り鏡になっており、のぞき込めば何かが見えるかも・・・」とまで書かれているということは、原作で「懐中時計の蓋の裏が鏡」であることが意味のある場面が存在するってことなんだろうか。なんか逆に興味が湧いてきた(笑)。

これはすごい

 上の記事の関係で、なんとなく懐中時計のことを調べていたら(こんなエントリを書くのも、そもそも私が懐中時計が好きだからだ)、こんなものを見つけてしまった。


togetter.com


 アイドルのサイン入り懐中時計とは恐れ入った。ハンターケース式なら蓋を閉じれば非オタグッズのフリができるかなと一瞬思ったけど、裏側(裏蓋ではない)に思いっきり「ほたる」なんてサインが入ってたら絶対無理だよな。辛うじてアイドルのサインと一目で区別がつかないのは……茄子さんか肇ちゃんくらいか……?



 さらに調べてみると、こちらはどうもイベントのランカー報酬だったようで、選ばれた超エリート担当Pのみ所持を許された貴重品らしい。それなら最初から持ち出さないよな(笑)。