やはり人気ザナドゥ


 同じチャンネルの動画でも、ザナドゥの再生数だけ跳ね上がってるな……。
 ザナドゥって敵が復活しないから、ひたすら経験値稼ぎ的なことは無理かと思ってたけど、この動画を見る限りだと「敵を殺す手前で止めておけば」経験値を稼ぎ続けることは可能なのか……。もちろん、相手を一撃で倒せる(倒してしまう)レベルになってしまったら、それ以上は無理なんだろうが。

懐中時計の思い出2

 懐中時計であれば、腕を束縛されることなく、(服を脱がない限り)いつでも時間を確認することができる。それに、チェーンで懐中時計を留めておくのはちょっとお洒落っぽくも思えた。

 最初は何も考えていなかったので、いわゆる「オープンフェイス」、つまり蓋も何もついていない懐中時計を買った。しかし、これは失敗だった。基本的に出し入れなどの摩擦が起きない腕時計と違い、懐中時計は頻繁にポケットから出したり入れたりを繰り返すため、表面があっという間に傷だらけになってしまった。なお、今のスマホに使われている「頻繁に出し入れすることを前提とした、頑丈でクリアなゴリラガラス」のようなものは、スマホが普及したから(つまり需要があったから)こそ開発されたのであって、懐中時計にはもちろん使われていなかった。
 次に買ったのがハンターケース付き懐中時計。今ネットで同じものを見つけることはできないが、近いのはこれだろうか。


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 私が買ったのは天球儀ではなくて星座をモチーフにしたものだったけれども。
 これについては、長いこと愛用した。それこそ、携帯電話が時計代わりを務めるようになるまで。前にも書いたが、懐中時計に合わせてスーツをスリーピースにしたりもした。スラックスのポケットは座ると開口部が横もしくは下を向くため、丸い形状の懐中時計は落ちてしまうことがある。鎖があるので地面までは落下しないが、あちこちに当たるのは望ましくない。これに対してベストのポケットは立っていても座っても開口部が上を向くため、時計が落ちない。というか、元々ベストやトラウザーズのフォヴポケットは懐中時計を入れるためのものだと言われている。

 そして、正直に言ってしまえば、スマホ全盛時代である今もなお、私がワンタッチオープンボタンを持つ折り畳み式携帯電話(ガラホ)を愛用している理由がここにある。普段は折り畳んでチェーンで留め、使う時にはチェーンを持って取り出し、竜頭の代わりにワンタッチオープンボタンを押して開いて使い、終わったら閉じて収納する──この使い方は懐中時計と同じ。つまり私にとっては懐中時計向けの行動様式の延長線上にある道具なのだ。そして、スマホはそうではない。そこが、私が今一つ好きになれない理由、なのだろう。