そこまでやるということはつまり……アムンセンの最期までやるのか……。
ここまでやるのか
焚書は序章に過ぎない。本を焼く者は、やがて人間も焼くようになる Dort wo man Bücher verbrennt, verbrennt man auch am Ende Menschen.』
我々は、工作してまで「文化」を圧殺しようとする人間の存在を認識しておくべきだろうな。
紗南の引っ越しは仕方ない。ゲーム好きという設定のキャラクターはもう香川県にはいられないだろう。映画好き、音楽好きもだ。(嫌だからそこから逃げ出すという設定ならアリだろうが)。
ちなみに、香川県の若き同好の士たちに、条例にもノーメディア事業にも全く抵触しない素晴らしいお勧めのゲームがあることは強くお伝えしたい。
テーブルトークRPGっていうんだけど。
使うのは紙と鉛筆とルールブック、後は想像力だけ。読書は推奨されるみたいだから、大人も喜んでルールブックを買ってくれることだろう。
10年後くらいに、香川県から偉大なTRPGデザイナーが生まれ、インタビュー記事か何かで「何故TRPGデザイナーになったのですか?」と聞かれたら「コンピュータゲームが禁止されていたからです!」と満面の笑みで語ってくれる日が来ることを、半ば本気で願っている。