最初気づかなかったけど、こうして動いている画面を見てみると、確かにウルティマと受ける印象が似ている気がするな。
衝動買い
ストレスに負けてレトロゲーを衝動買いしてしまった。
衝動買いといっても、元々買うつもりがなかったソフト、という訳ではない。私は以前から、現行家庭用ゲーム機に移植を切望している作品が3つある。
1.ミスタラ英雄戦記
2.ソーサリアン
ソーサリアン コンプリート SORCERIAN COMPLETE(Windows10対応版)
- メディア: DVD-ROM
上から順に希望度が高い。
ミスタラ英雄戦記は、PS3版、WiiU北米版のバーチャルコンソールに移植されているが、現行機への移植はない。
ソーサリアンはWiiに移植されたのが最後である。
ドラスレファミリーに至ってはファミコンとMSXのみしかなかった。
3作品に共通するのは、同メーカーの他作品に比べて移植機種が少ないこと。そして、どれも近隣作品が移植されるチャンスがあったのに、選ばれなかったという点である。ミスタラ英雄戦記はベルトスクロールコレクションに収録されず、ソーサリアンはメガドラミニに収録されず、ドラスレファミリーはナムコアンソロジーに収録されなかった。
そんなわけでしょんぼりしていたが、なんとドラスレファミリーが北米版ナムコットコレクションに収録されるという噂を聞きつけた。例の収録タイトルミスの話がなければ気づかなかったかもしれない。本当はSwitch版が良かったが、そちらは北米のみの販売だという。
背に腹は替えられない。PS4版を購入した。こちらも北米版だがリージョンフリーのため、日本のストアでも購入、プレイできた。
このタイトルには見覚えがなかったが……。
ようやくプレイできて、涙が出るほどうれしかった。
ちなみに、今回初めて知ったが、上はスタート地点から地下に下りずにずっと左に行くと見れる画面である。なんと、ドラスレファミリーにも「城」が登場していたのだ。訪れる機会がないから気づいていなかった……。
ちなみに、ドラスレファミリー目当てで買ったソフトなものの、意外な収穫があった。「アーケードでしか遊んだことがなかった懐かしの作品」と「話には聞いていたがプレイしたことのなかったクソゲー」と「意外にも存在を全く知らなかった、初めて出会う作品」があったからだ。
この作品には久しぶりに再会した。私にとっては、ディグダグというとどちらかといえばこっちだ。ディグダグ2も今回初めて気づいたことがある。
うまくスクリーンショットが撮れていないが、実はこの直後、プーカが海に飛び込んで自殺する。発生条件はよくわからない。残り1匹になると発生するようだが、ひたすらこちらを追いかけまわしてくることもある。
そしてこれが噂のクソゲーである。北米版といいながら、ドラスレファミリーが英語でこちらが日本語な理由はよくわからない。
このゲームは開始5分でヤバい代物であることが分かった。
ドラゴンバスターのように最初のオブジェクトに入ろうとしても、まったく入ることができない。〇を押しても×を押してもダメ。もちろんドラゴンバスターの場合はボタン操作そのものすら不要である。
しばし苦闘し、バグや不良すら疑った後、ふとネットで調べてみた。正解は「オブジェクトの前でセレクトボタンを押す」だ。デュアルショック4の場合はタッチパネルボタンである。
ステータス画面の表示だとかならわかるけれど、入り口から中に入るというだけでセレクトボタンが必要になるゲームなんて初めて聞いたんだが……。
この後も少々プレイしたものの、肩を竦めつつ次のゲームへ。
そして、これが私が知らなかったゲームである。マッピーランド? 私はマッピーの続編はホッピングマッピーだと思っていた。この作品はタイトルさえ知らなかった。調べてみるとファミコン専用だったようなので、そのせいかもしれない。
ウィキペディアには「前作との決定的な違いはターゲットを全て回収した瞬間に即クリアとなっていたが、本作では先述通り右端の出口に到達しなければクリアしたことにならない。」と書かれている。そのとおりで、かつ付け加えるなら、マッピーではオブジェクトを通過するだけで取得できたのが、オブジェクトの場所でジャンプしないと取得できないとか、微妙な違いが色々ある。
「マッピーなのに背景が密林」なんて、初代マッピーしか知らない身には意外なミスマッチだった。
私の目当てはドラスレファミリーだけだったが、意外な収穫もあって面白かった。本当は国内版Switchで遊べるのが理想なのだけれど……。
ちなみに、この間ポルティアを買ったばかりなのにレトロゲーを買ってしまった理由を自己分析したが、やはりレトロコンシューマゲームは「電源を入れたら5秒で遊べる」お手軽感がいい。ゲームが始まったらあれをやってこれをやって……みたいなゲームも悪くはないけれど、それはもうちょっと精神的に余裕があるときに遊びたいのだ。