実写版RPG千夜一夜?


 Youtubeのサジェスト機能には辟易させられることも多いけど、時々こういう掘り出し物を教えてくれるから侮れない。
 TRPGセッションの様子を実写で、というと劇場版クリスタニア冒頭の黒歴史とかいい思い出がないけど、これは面白かった。コメディなのと、現代パートの描写が地についているせいだろうか。実際ファンタジーパートの適度なチープさが、いかにもそれっぽくて逆に違和感がない。

 内容に関しても、いかにもTRPGあるあるだ。私は往年の「クロちゃんのRPG千夜一夜」を思い出した。
 依頼を受ける前に酒場をファイアーボールで火達磨にし──



 金を払いたくないからと商人を殺してしまい、DM(この動画はD&Dのパロディなので「DM」)が抑止力として登場させたNPCを、目撃者を消そうと片っ端から殺戮し──



 敵ボスの目の前なのに「ファイアーボールのスペルスロットが尽きたから」といって大休憩(LongRest)を取る(新しいD&Dで登場した概念で、要は「呪文の使用回数を回復させるために8時間休息/睡眠を取る」こと)。
 古今東西を問わず、プレイヤーは似たようなことを考えるものなんだな、と。最後の動画で、忌々しげにワンダリングモンスターの遭遇ダイスを振るDMに、思わず同情したDM経験者は私だけではないと信じたい(笑)。

おまいう

game.watch.impress.co.jp


 ついこの間失敗したばかりのセガがこれを言うんか……? と思った読者は少なくないのではないだろうか(笑)。
 ちなみに、私はサクラ革命のサービス終了は、世間一般で言われるDWの責に拠るところよりも、セガの責がより大きいと考えている口である。FGOの型月と比べればわかるが、IPを保持してる側の援護射撃が絶無では、それは失敗もするだろう……。