コントローラーかと思った


 最初「え? 互換機? これってコントローラーじゃないの?」と思ったんだけど、見て納得。
 しかし、元々コンストラクションモードを搭載しているバトルシティーのハックで、しかも見た目も同じってどういう価値があるんだろう……。

あの壁を越えて


 ナイトシティで犯罪を犯すとどうなるか。警察に追われることになる。これは知ってる人も多いと思うけど、実はこの警察の挙動には、結構頻繁にパッチが当たっている。


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 かつては「どこから湧いて出た!?」というほど、至近距離からわらわらと、それも相当な数の警官がポップしてたんだけど、あまりに不自然だと指摘を受けたのか、離れたところに湧くようになった。離れたといっても、いわゆる視界の消失点に湧くようになっただけで、全然脈絡のない建物(ギャングの倉庫とか)からも出現するので、一々変える必要あった? とは思った。
 明確に変わったのは、ドロップと警官の種類だと思う。前は普通に銃器を携えた警官が出現するだけだったのが、今は違う装備に身を包み、動きも違う(接近しようとすると高速移動で回避行動を行う)SWATっぽい警官が混じるようになった。あと、ドロップは減らされており、わざと犯罪を犯して警官を誘き出して倒しても、ほとんどメリットがないようになっている(稀にドロイドがレジェンド級のパーツを落とすくらい)。
 ただ、全体的に警官の数は減っており、一回の出動で飛行ユニットが2~3体、人間型ドロイドが2~3体、普通の警官が7~8人、SWATが5~6人。これらを全部捌けるようであれば、犯罪を犯してもデメリットがない状態になってしまう。

 そして、ふと思ったことが一つ。序盤に不可侵の壁だったナイトシティから外へ出る検問はどうなったのか。


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 実際、検問を破ろうとすると、普通の犯罪の比ではなく警備兵に囲まれ、ガントリーからも集中砲火を浴びる。……しかし、これも今のレベルであれば、捌けなくはなかった。ただ、普通の犯罪行為と違うことが一つあった。


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 この飛行ユニットが、無敵状態で上空を漂い、Vを狙い続けるのだ。銃は効かないし、ハッキングもできない(警官は元々ハッキングできないが)。最初はバグかと思ったが、よく考えたら恐らく仕様だと思う。射撃のダメージは大したことはないが、このユニットに狙われ続ける限り、戦闘状態が継続していると見做され、戦闘を解除しないとできない行動(クラフトなど)が取れない。これを解除するには、現場から離れる、つまり検問から離れるしかない。つまり、警備を殲滅できる戦闘力があっても、実質的には「勝利して戦闘を終了させる」ことはできないようになっているのだ。
 ちなみにこの「国境(?)警備隊チャレンジ」で、絶対にやってはいけないのは「本当にナイトシティを出ようとする」こと。ナイトシティの反対側に境を超えようとすると、無傷で警備隊を全滅させようが全く関係なく、突然倒れ込んでVが即死するようになっている。最初はレーザー地雷でも踏んだのかと思ったのだが、予備心臓すら効かない(高所からの墜落と同じ)ので、戦闘のダメージとは別扱いである。
 ……といっても、こんな仕組みになっているのは検問所のところだけで、他の方向からシティを出ようとすると「この先には何もない……今はまだ」というシステムメッセージが流れて強制的に反対を向かされるだけだ。


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 なぜ検問所のところだけこんなに厳しいことになっているのかはわからない。ノーマッドのライフパス導入の雰囲気付けだろうか。