何故IP電話にしたんだろう


 「インターネットを使ってないのに光電話にしてる人がターゲットの詐欺」って、そもそもその人はインターネットも使わないのになんで光電話にしたんだろう。最初からそうだった、はあり得ないはずだよね。スマホとセット売りだったとかかな?

行ってみた

 という訳で、実際の上海亭コラボがどんなものか見てみようと思い、行ってみた。予約システムはあるが、私が行った時間は予約しなくても入れたようだ。


f:id:bit666:20211106153403j:plain


 印象としては、まぁ上海亭ではないよね、っていう(笑)。


f:id:bit666:20211106154114j:plain


 コラボカフェ用のスペースを使ってるから当たり前なんだけど、この椅子と机が既に「年季の入ったボロい中華料理屋」っていう上海亭のイメージとはちょっと違う。
 で、ラーメンを頼んだら出てきたのがこれ。


f:id:bit666:20211106154431j:plain


 この丼も、場末の中華料理屋で出てくるラーメンの器っていうより、比較的最近の、店員が鉢巻して専用の標語が入ったTシャツ着てるようなラーメン屋の器というイメージ(偏見)。箸入れまでちゃんとデザインされてるのにはちょっと驚いたけど。まぁ最初から、上海亭を再現しよう、っていうコンセプトではないんだろう。


f:id:bit666:20211106155222j:plain


 ざっと見た感じだと、設定資料集とかは少なくてイメージボードがあるくらい。コスプレ衣装とかプラモデルといった立体物の方が充実してる感じだった。そちら方面には詳しくないので、ちょっと自信はないが。


f:id:bit666:20211106153342j:plain

実は間違えてました


 先日ラストレクイエムの記事で「N◎VAのニューロデッキとブレカナのアルカナデッキはタロットカードと符合しているからイメージしやすく、覚えやすい、と書いた。
 これには別の側面もあって、それぞれタロットカードとニューロデッキ、タロットカードとアルカナデッキはイメージしやすいんだけど、N◎VAとブレカナを直接並べると、似ているクラスが別のカードに当てられていて間違えやすかったりする(実は、そのエントリの初稿でも間違えていて、慌てて差し替えた)。

 最初はどうなっていたかというと「月→N◎VAのマヤカシ→ブレカナのファンタスマ」となっていた。ご存じの方もいらっしゃるだろうけれど、これは誤り。ファンタスマは隠者のカードに符合する。では何故これを間違えたかというと、両方とも「幻術師」で能力が似ているから。
 他にも「能力は似ているのに違うカードに符合している」組み合わせがある。例えば格闘家。N◎VAだとチャクラで「節制」だが、ブレカナのアクアは「吊られた男」。無垢なる者もN◎VAだとハイランダーで「星」、ブレカナだとアングルスで「節制」である。カブト(皇帝)とアダマス(戦車)、カリスマ(教皇)とコロナ(皇帝)、カブトワリ(塔)とイグニス(審判)……。むしろ、似たクラスが同じカードに配置されている例の方が珍しいかもしれない。

 とはいえ、この違いにはちゃんとした理由がある。例えば大富豪やハッカーのようにN◎VAにしかありえないクラスが存在するせいなのはもちろんだが、そもそも世界設定に対するそれぞれのスタイル・アルカナの位置づけが異なるのだ。
 一番わかりやすいカブト/アダマスの例を挙げよう。カブトはN◎VAの世界では「護衛」である。フリーランスだったり、あるいはボディーガードの会社に雇われていたりするが、基本的な立ち位置は変わらない。ここでは「皇帝」のカードの責任感の強さや父性的な面が表されている。これに対して、ブレカナのアダマスは「騎士」である。常時戦争状態にあると言っても過言ではないハイデルランドの騎士は、「戦車」のカードが表す「勝利」と「征服」を象徴する存在だ。そして、自分の思いと忠誠に挟まれるジレンマ「二律背反」。同じ「他者を守る能力」を持つクラスだが、位置づけが違う。
 またN◎VAのハイランダー、無垢なる人は「軌道人」を表す。次世代の人類、未来の象徴、すなわち「星」が示す「希望」だ。これに対してブレカナのアングルスは、同じ無垢なる人だが、意味するところは異なる。闇の鎖の脅威に晒され続けているハイデルランドにおいては、無垢であるということは、闇──力の誘惑から最も遠い存在であることを意味する。つまり「節制」だ。こちらも、クラスの能力は似通っているが、世界設定に対する位置づけが異なるため違うタロットが割り当てられている一例である。