定番の人たち


 あとは、謎生物を召喚してひどい目に遭うパチュリーと、なんとなくつるんでるEX3人娘とかがよく見かけるメンバーかな。

うーん……


 相変わらずAmazonに出ないゲーマーズフィールドの最新号に掲載されたラストレクイエムのリプレイを読んでたんだけど……うーん。

 まず気になったのは、数えるとスタイルが24あること。あと、スタイルの絵柄にNOVAやブレカナのような、タロットカードのモチーフを示すものが見当たらない。もしかしてこのゲーム、NOVAのようにスタイルがあるとは言われてるものの、タロットカードには符合してないってことなのかな。
 前にクリスタニアのエントリで「クリスタニアの神獣は、神々に動物のイメージを組み合わせたのがよかった」と書いたことがあるが、NOVAやブレカナのスタイル/アルカナも同じで、タロットカードをモチーフにしていたのが秀逸だった。理由は言うまでもなく覚えやすいから。魔術師のカード→NOVAのバサラ→ブレカナのエフェクトス、正義のカード→NOVAのフェイト→ブレカナのレクスとか、タロットカードを知っていればある程度すっと頭に入ってくる。
 また、これは人の受け売りだけど、NOVAやブレカナのようなビッグゲーム型のタイトルだと、クラス数が22というのは「キャラクターを表現するのには少なすぎず、また覚えるには多すぎない」という絶妙な枚数だ。
 
 もう一つ気になったのが、フェイトとステータスのスタイルが分かれていること。これは前に2020の時に書いたアティテュードロールとステータスロールに相当する。私は、NOVAが凄いのは、22のスタイルのどれもがペルソナ(表向きの顔)にもキー(本質)にもなれる、というところだと思っている。もちろんその中には、性質的にステータスロールに近いもの(イヌ)や、アビリティロールに近い(カタナ)ものはあるんだけど、タロットカードというモチーフがあるため、そのカードは様々なものを内包している。例えばNOVAのフェイトは探偵だけど、単に探偵のみを意味するのではなく、タロットカードの「正義」……つまり「本質」に持ってくることで正義感の強い人間を表現できる。そういう深みが、ラストレクイエムにあるのかどうかが今のところ見えてきてない感じ。

 判定にトランプを使うところは良さそうなんだけどなぁ……。