1人公安9課


 前にも書いたとおり、サイバーパンク2077の情報を扱っている攻略サイトや攻略動画の情報は、多くが8,9カ月前に更新を停止してしまっており、最新のパッチ1.3を反映していない。

 ところが実は、上の数少ない更新動画で紹介されているとおり、最新のパッチ1.3で「光学迷彩」が実装された。効果は15秒でクールダウンが60秒(サイバーウェア等で軽減可能)である。
 購入できるのは地図上のここのリパードクから。





 動画ではあまり使えないニュアンスで紹介されているが、個人的にはこれは非常に強力なサイバーウェアだと思う。
 光学迷彩を発動させると、ステルス系のパークに1ポイントも振っていなくても、警戒している敵の目の前を平然と歩ける。私の脳裏に最初に浮かんだのは、このサイバーウェア実装前に散々苦戦させられた「穢れた神社」というミッションだ。



 これは、敵にバリバリに警戒されている神社の本殿に盗聴器を仕掛けて帰ってくるというミッションで、敵に気づかれて銃撃戦になると報酬を大幅減額されるという条件が付いている。
 光学迷彩実装前は、何とか正面から隠れつつクリアしようとして幾度も失敗した。結局思いついた方法は、神社の裏手から侵入する方法で、二段ジャンプが必須である。



 このミッションをふと思い出し、クリア前のデータに戻って光学迷彩で挑戦してみた。
 神社に入ってすぐに光学迷彩を発動させ、この位置まで来る。効果が切れたらクールダウンを待ち、再発動。



 あっさりと本殿まで来れた。



 このままクリア可能である。



 何しろ敵の目の前のこの距離でも全く気付かれない。



 次に思いついたのが、敵を殺してはいけないサイバーサイコ系のミッションだ。これだけ近づいても気づかれないのなら、もしかしてグラップルもしやすいのでは?



 画像では分かり辛いが、光学迷彩を発動しただけで他に相手に何の効果も及んでいない状態で、ゼロ距離まで近づけているのがミニマップでわかる。この直後にグラップルに持ち込んでいる。
 本来であれば、ハッキングで視界を奪うか行動鈍化させない限り、正面からだと銃撃戦になって相手を殺すしかないパターンである。これをサイバーウェアスロット一つで実現できるのはなかなか強力だ。



(セーブデータを戻しているので、ハッキングプログラムが少ない)


 ただ、確かにクールダウンは長いので、全サイバーウェアのクールダウンを-20%するクールコンダクターとの併用はかなり必須に近い。これだけで、クールダウンを47秒まで減らせるからだ。ちなみに銃撃戦の真っ最中でも、光学迷彩を発動させると敵は射撃をやめる(目線はこちらを向いたままだが撃ってこなくなる)。
 しかし、こんなアイテムを実装するということは、ステルス関連の能力がよっぽど不人気だったんだろうなぁ……。