「発売日最速プレイか、頑張るなー」と思って動画を見ながら寝て朝起きたらまだやってるんだけどどういうことなの……。
MERPではないっぽい?
イエローサブマリンでこのゲームを売っているのを見たが、これは昔あったミドルアースロールプレイング(MERP)と呼ばれていたゲームとは別物、なんだよね? 公式ページを確認したけれど、本体が24ページでは、ロールマスターから発生したMERPのルールはとても掲載しきれないだろう。というわけで、多分新作なんだと思う。ホビージャパンはダンジョンズアンドドラゴンズが抜けた穴を一生懸命埋めようと頑張ってるなという印象なんだけど、失礼ながら、ちょっとこのゲームだけでは力不足なんじゃないかな……。
今までこのブログで何度か触れてきたけど、WOC社がダンジョンズアンドドラゴンズの版権を引き上げて、もうローカライズ元には出させないというのであれば、そして新紀元社がこの先もうパスファインダーTRPGをまともにサポートする気がないというのであれば、パスファインダーTRPGの版権をホビージャパンが取得し直してサポートするというのが一番スマートな解決法な気がする。もちろん版権絡みのゴタゴタとか、そういうハードルは全て無視した上でだけど。
ダンジョンズアンドドラゴンズの3版と3.5版はホビージャパンが全て取り扱っていたわけで、その系譜に連なるパスファインダーをホビージャパンがサポートできるならユーザーとしては分かりやすいし、体制的にも不安が少ない。色々な背景とかを考えるととても無理なんだろうけども。
個人的には、3班からずっと続いてきたホビージャパンの系譜が途切れるのは惜しいし、同時にパスファインダーの系譜が途切れるのも惜しいと思っている。今までパスファインダーのことをボコボコに書いてきたけれども、同時にD&Dと差別化を図れる独自の世界設定があれば存在意義があるとも書いた。そしてホビージャパンのダンジョンズアンドドラゴンズ日本語版には、トーチポートという日本独自の背景世界を展開してきた実績がある(逆に新紀元社にはD&D関連の実績はほとんどない)。それらすべてを生かせる方法は、私にはこれくらいしか思いつかないのだが……。