カルベロビュートと覚醒千里行

 今、覚醒千里行を進める中で大変助けになっているのがこのカルベロビュートである。今まで散々引けない引けないと言ってきたが、ガチャ期間も終わりが近づき、いい加減マイレージではなくジェムを使って引こうと心を決めた。



 ところで、ドラクエウォークのガチャには天井が2種類ある。1つ目が100連目、これはピックアップ星5装備のうち、どれか1つが出るというもので、ピックアップされている装備のうちどれか1つは出るが、武器を狙っていた場合でもそれが出るとは限らない。そして200連目がピックアップ武器が確定で出るという天井だ。
 結論をいうと、何とか100連目のピックアップ星5確定の時点で武器を引くことができた。消費した石は3万ということになる。ここで出てくれたのは非常に助かった。正直言って6万使う覚悟もしていたが、ここで6万使ってしまうと、近く来る4周年で強力な武器が出た時に行く余裕がない。100連で出てくれたおかげで、なんとか4周年までに6万ジェムを溜め直すことはできそうだ。



 使ってみた感想としては、今まで使ってきた鎧の魔槍に近く、異なる特徴を持つ上位互換という感じだ。鎧の魔槍は特技を使うたびにヒットポイントが減るというリスクがあり、これを何かの手段でカバーしなければならない。これに対し、カルベロビュートは代償としてヒットポイントが減ることはないが、敵を倒した数だけマジックポイントが回復するという仕様上、カルベロビュートでちょうど止めを刺すように計算をしないと、その強みを生かすことができない。
 つまり敵が一撃で倒せる場所であれば、カルベロビュートを装備している大魔導士が一番先に動けるように、そして一撃では倒せない場所であれば、最初に鎧の魔槍を装備しているキャラクターが動き、そして次にカルベロビュートを装備しているキャラが動くように調整する必要があるというわけだ。これはこれでなかなか工夫し甲斐がある。

 ちなみに実際覚醒千里行(悪魔神官編)ではどうかというと、一撃でも二撃でも敵を倒しきることはできず、しかも敵の中にマホカンタを使ってくる敵、バアルゼブブがいる。カルベロビュートの特技「カルベローナの万雷」は、一見するとドラクエの呪文の名称っぽくないので特殊技能なのかと思ったが、思いっきりマホカンタで反射される呪文扱いだ。というわけで、少なくともカルベロビュートを使う大魔導士は、マホカンタを使うバアルゼブブよりは先に動く必要がある。
 そしてさらに、先に述べた「カルベロビュートで止めを刺す必要がある」という条件を重ねると、なんとパーティーメンバーのうちゴッドハンドとニンジャと大魔道士の3人は素早さを800以上にしないと基本的なパーティー編成が成り立たないという状況である。これだけやってもベビーサタンだけは倒しきれず、イオナズンを連打されるとパーティーが半壊する羽目に陥るというのが、覚醒千里行というコンテンツの恐ろしいところである。



 ところで、昨日のエントリで明日書くと言っていたことは何だったかというと、覚醒千里行を進めるにあたり「自宅を出てあちこちを歩き回る」のと「自宅にこもって定点狩りする」のと、どちらが効率がいいかというのを試してみたかったのだ。
 すると意外なことに、歩き回らず定点狩りをする方が効率がいいという結果が出てしまった。歩くゲームなのに歩かない方が効率的というのは本末転倒な気がするが、これには条件がある。ただひたすら敵を倒し続ける場合、歩くことによるメリットは「回復スポットでMPを回復し続けることができる」という点である。逆に言えば、回復スポットが必要ないほどMP管理ができているのであれば、歩く必要はないということになる。ここで鎧の魔槍やカルベロビュートの特徴が生きてくるわけだ。
 もっとも、これはあくまでも覚醒千里行(弱点属性を考えると、それも特に悪魔神官の覚醒千里行のみ)に限った話であり、出歩かなければ季節イベントを進行することもできないし、メガモンスターに出会うこともできない。強敵モンスターとも戦えないので、覚醒千里行以外では歩いた方がゲームを進めることはできるのは言うまでもない。