職業はドラゴン


 新年早々ドラクエウォークの話題ばかりで恐縮だが、どこにも出かけられてないのでご容赦願いたい。……いや、出かければそれはそれでドラクエウォークの話題になるか……。
 それはさておき、今日は新年のパッチで追加された新職業「ドラゴン」の話である。職業でドラゴンと言われたら、2年前の私だったら戸惑ったと思う。しかし、ドラクエウォークを始めてからドラクエ関係の雑学動画を見る機会も多くなったので、ドラクエ6でドラゴンという職業が追加されたことは知っていた。



 ただやはりドラゴンというと、職業というよりは種族というイメージだ(DQXにも竜人族が登場する)。



 ドラゴンの前に追加された守り人も、ストーリー的にはドラクエ9の主人公である守護天使が人間になった姿のことを指しているので、2つ連続で職業というよりは種族の追加というイメージだ。それこそクラシックダンジョンズ&ドラゴンズではないが、種族も職業扱いになっているといえばいいだろうか。

 さて、ここで気になる点が1つある。ゴッドハンド、大神官、大魔道士、忍者、魔剣士と実装から5つ目までの職業については、その転職条件が「前提となる上級職業2つのレベルが70以上になっていること」だった。この条件は結構ハードルが高く、私は過去のブログで「この前提条件を70から60に緩和してほしい」と書いたが、6つ目、7つ目の職業に当たる「守り人」と「ドラゴン」は、私が想定していたのとは異なる形で緩和がなされた。
 6つ目の職業である守り人については、転職条件を満たしていなくても、ストーリーをクリアしていれば主人公ならば転職できる。これはストーリー上、ドラクエ9をなぞっており、主人公が守護天使になったため、その後継職である守り人にはそのままなれるという設定だ。そしてこの度実装されたドラゴンについては、ナンバリングタイトルのストーリーとは直接関連はないが、正月イベントをクリアすると、転職条件を満たさなくてもパーティ内の誰でも転職できる職業となった。
 これは昨日の消費MPの話ではないが、「上級職を2つレベル70にする」という転職条件が厳しいと運営も考えているからではないだろうか。魔物マスターと海賊のレベル70が前提条件になっているものの、正直いって能力面からみるとバトルマスターの方が近い(特定のスキルを使うと制御不能になるあたり)。この前提職業の設定については、恐らく他の職業とのバランスの兼ね合いでこうなったのだろう。実際の使い心地については、まだどうこう言えるほどレベルが上がっていないが、闇竜の牙と相性がいいのは設定的にも納得がいくし、パーティーの戦力的にも助かっている。



青春のゲーム


 ゲームボーイで死ぬほど遊びまくったゲームなので、このRTAを見ている間ずっと懐かしい思いだった。スーパーマリオブラザーズ同様Bボタンを押しっぱなしで突っ走っていくのは爽快感がある一方、相当な反射神経が必要とされるだろう。スーパーマリオブラザーズと違い、このゲームにはワールド間ワープが存在しないので、全面クリアが必須だ。スーパーマリオブラザーズのワールド8のような謎解き的なものもなく、ひたすら正面突破すればクリアできるものの、踏んでも死なないキョンシーが出てきたり、後継作にも受け継がれなかった変則的な要素があるので、今見ても面白い。
 このRTA動画で一番共感できたのは最後の部分。Switchのゲームボーイコレクションに、なぜかスーパーマリオランドが含まれていないため、収録を訴える走者の声だ。これは本当に謎で、ファミコンコレクションには初代のスーパーマリオブラザーズがあるのに、なぜかゲームボーイのローンチタイトルであるスーパーマリオランドは、ゲームボーイコレクションに含まれていない。2は含まれているのに、だ。何か事情があるのだろうか。