あの頃は稼ぐだけでも一苦労


 委員長のこの手の動画は、他のVtuberによくある雑談配信や作業配信と違い、トークテーマがタイトルでわかるので、取り上げてブログの記事を書くのもやりやすくて助かる。
 隙あらば自分語りということで、私自身に関していうと、委員長が言及しているのは主に「ノイタミナ」のことだと思うが、ちょうどこのノイタミナを放映していた時期は、私がFF11に一番熱中していた時期と重なる。深夜アニメをちょうど見る時間帯にヴァナ・ディールに赴いていたことが多く、この時期の深夜アニメは超有名タイトルをいくつか齧ったきりだ。
 ここで名前が挙がっているものだと1回も見たものこともないものも多く、ちゃんと見たのはけいおんだけで、あとは触りを見たのがエンジェルビーツぐらいだろうか。ずっと前に書いたが、エンジェルビーツは銃器の描写があまりにもいい加減だったので見るのをやめてしまい、最後くらいしか見なかった。その代わりというわけではないが、けいおんはそれこそ何回見たか忘れるぐらい、マジで飽きるほど見た。
 この「私がFF11に一番ハマっていた時期」というのは、深夜アニメに限らずオンラインゲームとアーケードの格闘ゲームを除くゲームもほとんどやっておらず、ちょっとしたブランクになっている。だから後悔してるということはないけれど、今のオンラインゲームはプレイ時間がそれほど長くなくても楽しめるようになっているのは改良点だと思う。
 「それはお前が年を取ってゲームを長時間遊ばなくなっただけで、ハマっている若いプレイヤーは今でも長時間プレイしているよ」という人もいるかもしれないが、私は賛成しない。
 例えばDQXで、日課で討伐任務を受けてクリアし、報告するまで5分で終わる。FF14のコンテンツファインダーで討滅任務に参加すれば、シャキるまでに5分、シャキって10分で終わる。FF11はどうだったかというと、レベル上げのパーティを組むまでに40分、組んでから狩り場に出かけ、敵を狩るのに平均2時間。つまりうまくいっても平均2時間半くらいはかかっていた。繰り返すが「ただレベルを上げるだけで」だ。
 もちろんDQXもFF14も他のことをいろいろやればプレイ時間は長くなるが、短く切ろうと思えば切れる。しかし当時のFF11はそれができなかった。「短く切り上げる」ことはすなわち「その日の収穫をゼロにする」ことだったからだ。FF14と同様に毎日15分だけログインするだけでは、恐らく1年経っても経験値はほとんど稼げなかったはずだ。それは当時の「パーティを組むのにシステム的なサポートが一切なく、またパーティを組まない限り経験値がほぼ稼げない」という仕組みによるものだ。
 だから、そこから改良が加わった今のオンラインゲームを見ると、当時に比べ隔世の感がある。これはプレイヤーの問題ではない。システムの進化なのだ。

成功のビジョンが見えない

game.watch.impress.co.jp


 この時期に「完全新作」で「アイドル物」の「ソシャゲ」って、成功する予感が皆無なんだけど。もしかしてこれにヴイアライヴのアイドルが出てくるのか。にじホロクラスの人気があれば牽引力になるかもしれないが……。ちなみにヴイアラの登録者数は今だいたい2万人くらい。それでも完全個人勢に比べればブーストがかかってるとは思う。