ガンガン行こうぜパス(仮)本実装


 新パス(ガンガン行こうぜパス?)の実装は、率直に言って大歓迎だ。私自身、前回「ガンガン行こうぜパス」が期間限定だった時に購入したんだけど、快適さが尋常じゃなかった。動画でも言われているが、一旦やったらやめられないレベルだ。
 あまりにも快適に広告をスキップできるので、広告が逆に集まらなくなるんじゃないかと運営を心配してしまうくらいだが、問題は今購入しているゴールドパスと並行で使うかどうかということだ。前回と同じ仕様だった場合は、ガンガンパスだけを買い、ゴールドパスをやめるかもしれない。ゴールドパスの内容もけっして悪くはないのだが……。
 一番わかりやすいのが自宅の設定だ。ゴールドパスでは「リキャストの時間が短くなる」。30分に1回使える自宅が、15分に1回になる。これに対して、ガンガンパスだとリキャストの時間は変わらないが、自宅として設定した場所でなくても自宅に入れるようになる。この違いが象徴的だ。
 他の効果もそうなのだが、基本的にゴールドパスの効果は「今できることがより快適になる」というイメージ。逆にガンガンバスは「今できないことができるようになる」という方向性に見える。前者は色々な工夫でなんとかなってしまうので、自分としてはどちらといえば後者が優先だ。ただそれには条件があって「値段が前回と同じ(ゴールドパスと同額)なら」だ。もしゴールドパスより高いのであれば、それは実質、上位の有料コースなので、それだったら今のままのゴールドパスでいいかも。

地図の話(10)・シュリーウェバ地方(ブルーフォレスト物語)、マキロニー地方(ギアアンティーク)


 ブルーフォレスト物語の舞台となるシュリーウェバ地方は、これまで紹介してきた日本製のTRPGに比して珍しく、地図の北側と南側から半島がせり出す形で、地図の中央に海洋が位置している。既存のTRPGの多くがヨーロッパ文化を前提とした設定になっていたのに対し、東洋的・エキゾチックな雰囲気のTRPGを目指した本タイトルの思想が地図にも現れているのかもしれない。
 同作者によるスチームパンクTRPGギア・アンティークの地図は、逆にスタンダードなヨーロッパが原型となっており、地図の真ん中に大陸が位置する形となっている。この2つの世界を包括するワールドについては、前にコロコロ少年のエントリで書いたことがあるので、あえてここでは述べない。