動画のサムネイルでは「二度とやめてくれ」となっているものんp、個人的には他のやらかしに比べれば「まぁ別に」っていう感じ。動画が事前に公開されることによって、事前の期待感が薄れるのはあるかもしれないが、具体的にプレイヤーに不利益があるわけではないし。
しかも今回の場合、やらかしといっても普通に見れる形だったわけじゃなく、特定の手順を取らない限りは見れなかったわけで、それってつまり、意図的に掘り起こそうとしてた人たちがいたということなのでは?(偶然なのかもしれないが) ハッキングとかと違い、違法なことをしたわけではないけれど……。私が見たいとは思わないが、見たいと思うような人たちは見るんだろう。それだけの話だ。
ちなみに私が特に見たいと思わない理由は、正規の手段ではないというのもあるが、そもそも正月ガチャにしても何にしても、前々回実装直後に引き、その後評価が定まるまで結構ハラハラしたので(結局愛用しているけど)、前回、そして今回も先人たちが性能を検証してから引こうかどうか決めようと思ってるから、実装日が変更にならない限りやることは変わらないからだ。もちろん、その先人たちには感謝しかない。
地図の話(11)・ナイトシティ(サイバーパンク2020)
地図の話としては少々邪道になるが、TRPG版サイバーパンク2020のサプリメントについていたナイトシティの地図が、今見ると非常に興味深い。サイバーパンク2077の設定に今も生かされているであろう場所、2020時代にはほぼ考慮されていなかったであろう場所、2020から2077に時代が推移するにつれて、設定が変更されたのが反映しているであろう場所が入り混じっている。
実はこの地図、東西南北も書かれておらず、位置関係が掴みづらい。立体的に描かれた建物の影などから推察すると、地図の北西の、海に面して研究所のような建物が見える場所、これが2077でいうアラサカの施設、あるいはスベースシャトルの発射場になっているところがそれに当たるのだろうと思われる。また、地図の中央南側にある、企業所有と思しき建物が林立している場所は、2077でいうコーポプラザだろう。
しかし、地図の東側にはバットランズの形跡はなく、ノーマッドたちのテリトリーの多くは地図上に確認できない。また恐らく、ここは2077がゲーム化されるにあたって肉付けされたのであろうと思われるのが「ワトソン地区」だ。これに相当する場所は、地図上にはほぼ見つけられない。
製作者たちの「できるだけ原作のエッセンスを活かしつつ、ゲームに必要な部分は追加していく」という姿勢が、地図一つを取っても垣間見える。
ちなみに、実際TRPG版のサイバーパンク2020をプレイするにあたってはどうだったかというと、この地図、大判の1枚のイラストでしかない。上述した「どの部分が何に相当するか」というのは、あくまでも「2077のゲーム内マップと見比べると、恐らくそうだろうと推測される」というだけなので、地名すら入っていない地図を実際のセッションで使うことはほぼなかった。
文字情報が一切入っていない地図というのは和製TRPGの地図ではちょっと考えられず、そういう意味でもいかにも洋ゲーの地図だな、という印象を当時受けたのを覚えている。