悲惨といえば

三大悲惨なRPGの主人公は「DQ5」「ルーク」・・・


 悲惨といっても種類があって。
 余人から見ると不幸にしか思えないけど、自分でその道を選択したから必ずしも「一番悲惨」とは言えないんじゃないかというP3の主人公やFF10のティーダとか(これの変形で「余人から見ると不幸にしか思えないけど、寡黙で感情を表に表さないから本人がそう感じてるように見えない」っていう、ダイナソアのアッシュとかブランディッシュのアレスみたいなのもいる)。
 途中経過はものすごく悲惨だけど一応最後には幸福を掴んでるからハッピーエンドじゃない? っていうDQ5の主人公とかクロノクロスのセルジュとか、いろいろなタイプがいるけども。


「世界を救う(ゲーム上の目的を達成した)にも関わらず、自分の本当に求めていたものはまったく手に入ることなく、その希望すら持てないまま全てが終わる」


 っていうのが一番悲惨かな、と考えると、DQでいうと4の主人公とか。生まれ故郷は壊滅しっぱなしでシンシアは死んだまま、仲間たちはいるけど、彼らは今一つ「友人」って感じじゃない(主人公に台詞がないからかもしれないが)。最後はずっと一人。
 それと、バハムートラグーンのビュウ。彼の一番の不幸は「途中で全てを仲間に任せて去る」という選択肢がないことだと私は思う。このブログではバハムートラグーンにいい思い出がないのでこれ以上は掘り下げない。
 そしてやっぱりライブアライブオルステッドだろうなあ。

 3人と言われるとなかなか苦しいけど、上記のスレッドで名前の挙がらなかったタイトルでいうと、聖剣伝説1(一番古いやつ)と2の主人公はなかなかいい線いくんじゃないだろうか。特に一番最初の1の主人公は是非挙げたい。あのエンディングは強烈だった。
 ブレスオブファイアやFFTもぱっと浮かぶことは浮かんだのだが、主人公が悲惨かっていうと微妙っていうか、悲惨なのは主人公の周囲(ヒロインの姉とか)の方じゃないかという気がして……。
 ところで、タイトルにあるテイルズ。これ「主人公」と「その作中で」という条件がつくとスタンやらリオンやらコレットやらみんな外れちゃうからやっぱりルークってことになるか。確かにアッシュは「仲間がほぼ全員DQN」という超絶不幸を背負ってると思うけど、それって作中で悲惨だというよりシナリオライターの(以下自粛)のせいじゃないかなぁ……?