ウサギの……!?


 同じ萌え系アンソロジーでもけいおんとかきんモザとは全然雰囲気が違ってて面白かった。萌え系に偏ってる人とミリ系に偏ってる人の落差が凄くて、この2タイプが共存してるのがいかにもガルパン、という感じ。スト魔女も似てるけど、あれに出てくるテクノロジーは基本的に架空のものだから、実際の戦車に関する薀蓄を語りまくるEXCELさんの話みたいなのは、アンソロジーでもほとんど出てこないんだよね。才谷屋さんの四コマが見れたのもよかった。
 あと、巻末の「ウサギのガルパン」もなかなか。本編に小林源文さんの作品が登場してたから、そのお返しだろうか。