マジかよ

http://ch.nicovideo.jp/indies-game/blomaga/ar704798

TAITAI:え、ファミ通のレビューは加点方式なんですか?


浜村:ええ。だって、減点なんていくらでもできるでしょう。それに、減点方式にするとレビューの文章が批判だらけになります。でも、先に基準点を直感でつけさせて、加点していく方式にすると、人にゲームをオススメしやすくなるんです。


 するってぇと、何かい? ジョジョASBは見た目それっぽくて派手だったから加点しまくった結果、基本システムがスタミナ方式になっていること(そしてそれを発売日まで隠していたこと)や対空技が乏しくてゲーム展開が単調になること、体力ゲージが減らなさ過ぎてイライラすることといった重大な欠点の存在無視したってことか?
 それ、マジでレビューの意味ないな。シンプルで面白いゲーム(加点する要素が数として少ないゲーム)の点数全然上がらなくなるじゃん。減点方式にしろって意味じゃないけど、こんなんじゃやっぱりファミ通クロスレビュー金科玉条みたいにあがめる風潮はなくなったほうがいい。全然参考にならない。

TAITAI:例えば、商業の、特にパッケージゲームは現在、閉塞感を抱えているように見えますよね。その中で、自作ゲームやインディーゲームの流れが登場してきたことを、皆さんはどうお考えですか?


中村:そうですね。やっぱり、最近のゲームはグラフィックにどうしても工数がかかるんですよ。
 だから、途中で「やっぱり、こうしようよ」がやりにくい環境なんですね。そうなると、どうしてもスタッフ全員が完成形をイメージしやすいものになってしまいます。ジャンルとしても、スポーツやFPSのような作品に偏りがちで。


志倉:そうですね。


中村:それに対して、かつては制作が少人数でした。ドラクエだって、コアのメンバーは4〜5人です。 僕なんかは、本当は一度作ってみて、ダメだったら「こう直すか〜」とやるタイプなのです。でも、それはもはや厳しい。その点、インディーゲームの人たちは、それが可能なんです。ぜひやっていってほしいですね。


 ここは凄く納得がいった。やっぱり、ゲームハードの性能についてあれこれ論争して「グラがー、FPSがー」とか言ってる人たちは、長期的に見てゲームの寿命自体を自ら縮めてるとしか思えない。グラなんてPS2かPSP、あるいはDS級、もっといえばSFCクラスでも全然問題ない。結局製作費がどれだけ抑えられて、どれだけの数のゲームが出せるかが重要だ。そこに駄作の中に名作が生まれる余地がある。