ジェレミー・レナー 女性差別発言で炎上 「アベンジャーズ」ブラック・ウィドウを“売女”呼ばわり (1/2ページ)
ブラック・ウィドウは過去にメンバーと心を通わせたことはあっても、4人はおろか、誰ともセックスしていない。今回初めてマーク・ラファロ演じる超人ハルクこと、バナー博士との間に真剣なロマンスが芽生えるのだ。
発言の是非はさておくとして(演じてるスカーレット・ヨハンソンをビッチ呼ばわりした、っていうならぶっ叩かれるべきだと思うが……)、このライター原作読んだら憤死するんじゃないだろうか。
こと映画に限っても、ブラックウィドウとハルクが「真剣なロマンス」だなんて言われたら、ブルース・バナーの本来の恋人であるベティー・ロスの立場はどこに、って話である。ハルクだけじゃなくアベンジャーズのメンバーはそれぞれ元作品で恋人がいる。ホークアイとくっつく方がまだしも原作に近いくらいだ。
そもそもアメコミキャラの恋愛関係なんて作品の数だけくっついたり離れたりするのが普通だ。ブラックウィドウはデアデビルとかキャプテンアメリカのヴィランであるウィンターソルジャーと恋愛関係だったこともあるし、中には「女性のトニー・スタークがキャプテンアメリカと結婚してる」なんて作品も存在するくらいだ。それを「ブラックウィドウの『真剣なロマンス』をディスったから女性蔑視」って……。それでいて原作にもスタン・リーにも触れないってどういうことだよ。
ってか、アベンジャーズをネタに人を叩いて原稿料もらうんだったら原作読めとまでは言わないからせめて関連映画ぐらいは見ておけよって話。
なお参考にウィキペディアを。