DQXの話

 DQXについては、去年の私の危惧が正反対に外れたような感じである。去年発売された追加ディスクは、某プロマシアのように“親の仇かと思うほど、入り口のハードルが高い”ということはない。むしろ逆に様々な要素に緩和が入り、Ver2.0より前を知る人間からすると「こんなに緩和しちゃって大丈夫か?」というのが正直なところだ。緩和がまずいのではないが、緩和が行き過ぎるとオンラインゲームでは「それが当たり前」になってしまうのがオフラインゲームの調整と異なるところだ。
 ただ、今のところ運営の姿勢には誠意と柔軟性を感じる。そこに期待をかけている。



 課金要素についても、去年の私だったら眉を顰めたかもしれないけれど、月額以外に課金要素のないFF11をこれ以上ないほど容赦なくバッサリ切り捨てるのを目の前で見せられた今となっては“PCの性能に関係のない部分であれば、どうぞご自由に、好きなだけやってください”としか言いようがない。それによってサービス期間が一日でも長くなるのであれば、だが。