本当なのかなぁ

明日になったらおしおき、だぞっ
 

 UQコミュニケーションズによれば、ごく一部、数%のユーザーがデータ量を多く使っていて、それに合わせて設備を確保すると、現在4,380円の料金水準を維持することができなくなってしまうという。ネットワーク利用上の公平性を確保するために、その一部のユーザーのトラフィックを抑制しようというのが今回の施策だ。


 これ、昔っから通信事業者の常套文句だが、今でも状況変わってないんだろうか。昔はそりゃ、テザリングしてPC使う人も少なかったし、携帯用のテキストサイト見る人が大半だった時代は通信量も少なかったんだろうけど。
 携帯を買い換えてスマホ用のサイトが見れるようになってから、特段動画だの視聴してなくても、プロバイダから容量の警告が来るようになった。そりゃそうだ。テキストメインのサイトを見たくたって、動画付き広告が強制表示されて、バリバリ通信食われるんだもの。
 ましてや今は、高解像度のスマホで移動中にHuluとかで動画見まくる人もいる。PCなんて繋がなくたって、スマホで大容量のコンテンツを利用することは十分可能だし、通信しっぱなしの高性能ゲームを遊んでる人も珍しくないだろう。昔とは違うのだ。私だけでなく、ツイッターなどで「容量制限に引っ掛かった」という声を見かけることはよくある。彼らや私も、全部ひっくるめて「ごく一部のユーザー」なのか? 私の携帯の解像度なんてたかが知れている。もっと通信を喰うスマホはそこらにゴロゴロ転がっているだろう。むしろ何らかの形でトラフィックが抑制されてるユーザーの方が多数派になりつつあるんじゃないか?
 もちろんこんなのはただの邪推なんだが、数字を持っているのはユーザーじゃない、プロバイダだ。昔はこのトラフィックに関するデータやグラフを見かけることもあったものの、最近はとんと見かけなくなった。今回だって、データが提示されているのなら、私も納得するのだけど。