細かく見てみた

ゲームブックの世界がRPGに。ファイティングファンタジー35周年記念作『Fighting Fantasy Legends』動画公開


 今回は、公開された動画をちょっと細かく見てみた。
 動画の15〜20秒のところで、プレイヤーは町らしきところを歩いている。この時点でそれがどこかはわからないが、30秒の時点でフードを被った魔法使いを訪ねるシーンがあり、ニカデマスの名が登場している。つまり、もし二つが同じ場所であれば、町はポート・ブラックサンドということになる。1分2秒では「ポート・ブラックサンドの前」とも表示されている。
 35秒から20秒ほど続く戦闘シーンの相手は赤竜。火吹山である。地図にもはっきり「Firetop Mountain」と書かれている。
 そして、1分25秒から流れる戦闘シーンの相手もまた「魔法使いザゴール」。つまり、火吹山のストーリーは一応最後まで辿れることになっているようだ。ただし、ザゴール以外の敵役、バルサスやザンバー・ボーンの存在は明らかではない。
 とはいえ、普通に考えると、ザンバー・ボーンがいないのであればプレイヤーが盗賊都市を訪れる理由がないし、ストーリーが変わっていない限り、登場はするのだろうが……。ぶっちゃけ、カードゲーム形式はあまり好きではないので、火吹山単体で考えると前のゲームの方が楽しそうだった。しかし、ポート・ブラックサンドを自由に歩きまわれるというのであれば、それだけでも結構ワクワクする。なんか、火吹山と盗賊都市だけのゲームなんじゃないかという気もするけれども(笑)。

 あと、ちょっと気になったのは、主人公がバーバリアンっぽい男性とか、ドワーフっぽい男性とか、盗賊風の女性とか、複数いるように見えること。もしかして主人公選択式なんだろうか。