本日で販売終了のゲームブック『悪霊島の秘宝』が傑作だったので急いで紹介する。気になっていたら買うべし
まず、表紙画像がまんまゲームブックの古典、T&Tソロプレイシリーズ！
そして、おそらくイラストは同じく古典ゲームブックそーサリーの7匹の大蛇（英語）版を意識している。
「何をモチーフにしたか」なんて本人でなければわからないことだけど、表紙の上部に緑色の帯でシリーズ名が入るのはT&Tソロプレイというより、むしろファイティングファンタジーシリーズだろう（これはコメントでも突っ込まれている）。なお、画像検索結果はT&Tソロプレイ「傭兵剣士」がこちら、ファイティングファンタジー「火吹山の魔法使い」がこちら。
そしてもう一つ。ソーサリー「七匹の大蛇」（SevenSerpent）の表紙は、日本語版（社会思想者版）も英語版（改定前）も、蛇ではない。
私は、この表紙を見て最初に思い出したのはアドバンスドファイティングファンタジーの表紙だった（画像検索結果はこちら）。緑色の帯も含め、ドラゴンがこちらを向き、それに複数の冒険者が対峙してこちらに背を向ける構図とかがそっくりだ。そもそも、普通のゲームブックだと主人公が複数いることはないので、この構図は珍しいのだ。
