「心機一転」こぼれ話

 昨日褒め称えたテラ・ザ・ガンスリンガーの特殊技能「心機一転」だが、実は欠点、というか裏技があった。
 特殊技能の使用制限が、FEARのゲームにしては珍しく、シーンやセッション単位ではない「1日に1回」となっていたのだ。そのため、うちの鳥取の定番は「夜に情報交換のシーンをやって、心機一転技能を使って手札を全交換し、交換後の手札がまだ腐っていたら、翌日の朝まで演出を継続してもう一回判定」だった(笑)。
 もちろん前回判定から24時間経っていないことなどを理由に、これを却下するディーラーもいるだろうが、私は許可していた。理由は簡単で、手札が悪くてプレイヤーのテンションが落ちるのは、ディーラーとしても望ましくないからだ。特にテラは、NOVA以上にプレイヤーのテンションが重要なゲームであり「手札が悪いと技能判定と連動するフェイトの表現ができず、ロールプレイが空振りする」というシステムだったからである。