このところ立て続けに映画とか観まくってたんで、しばらくはその話題が続くかも。
で、ローグ・ワンは予想に反して良かった作品だったけど、その反対が……こちら。
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2017/08/25
- メディア: Blu-ray
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放映中から、元スタッフの告発やら匿名ダイアリーやらオープニングやらケチがつきまくり、スタッフの皆さん敗戦処理お疲れ様でしたとしか言いようがない。だから、ブレパンの番外編としてではなく、OperationVictoryArrow3部作の4作目のつもりで観た。
あえて、作画については深く突っ込まないことにする。
えっと、今回も一応折り畳みますが、ネタバレを気にするような作品ではないと思います……。
・とりあえず、おっぱいを出せば許されるというわけではないと思うんだ(笑)。
・満を持してエイラーニャ、だったんだろうけど、それでいてブレパンの番外編でもなければいけなかった。そのせいか、502のメンバーを満遍なく出そうとした時点でストーリーが散漫になってる印象。主人公出てきたの3分の1過ぎてからだったし。
・OVAシリーズが、登場人物を絞ることで物語を掘り下げたのとちょうど逆のことが起きている。エイラに感情移入するには伏線が薄く、さりとて他の人物にも……という感じ。
・戦闘シーンも、色々言われてたし入れざるを得なかったのは分かるけど、作画は置いといたとしても、あのネウロイは、なんでこのタイミングで、あの場所に、何しに出てきたの、って感じ。OVAで、まるで高度な知能があるかのように振る舞っていたネウロイとは雲泥の差がある。
・設定にも疑問があって、エイラーニャは502の前身である「オーロラ」に所属してたにしては、伯爵や下原のことを全然知らない風だったり。一体いつの時間軸の話なんだ。いや、実は整合性取れてるのかも知れないけど、説明が少なすぎてよくわからない。あ、TV版でなんか説明されてるのか? よく知らないけども。
・唯一評価できる、というか501シリーズを見てきた身として面白かったのは、エイラが502のメンバーに戦術の講義をするんだけど、天才だから説明がさっぱりわからない。受けてる502側は、天才肌のウィッチだけ頷き、他はハテナマーク、というシーン。これは個々の性格が出ていて面白かった。
・もし、TVシリーズでの失地を回復したかったのだとしたら、もうちょっとTVシリーズから時期を空けて、話もそれ以外も練ってから出してほしかった。全般的に「後遺症」が後を引いてるようにしか見えなかった。全員にスポットライトを当てたいのなら、最低でもあと10分は尺がほしい。上手く料理すればいい話になったと思うんだけど……残念だ。