Nintendo Switchを買った経緯

 本当は、去年買ったハードウェアということで年末に書くべきだったのかもしれないが……。

もう一つのDQX

 Switchを買ったそもそもの理由は、Wii版DQXのサービス終了まで遡る。それまで私は、WiiUが故障した時の予備機として、安売りしていたWiiを確保していた。それが、Wii版のサービス終了で、別の手段を求められることになった。……まぁ、そもそもDQXはFF11と違い、しばらく入れなくてもあまり問題はないので、人間関係を除けば予備機を確保する必要性は薄いといえば薄いのだけれど……。

 PC版は最初に除外された。原因は「不明」である。私はPC版のDQXを持っているが、ログインしようとすると、不正ログインの可能性があるとメッセージが表示されて弾かれてアカウントがロックされ、アカウント管理センターでの解除を要求されてしまう。こうなると、PCはおろか他機種でもログインができない。センターでロックは解除できるが、PC版でログインできない状況は変化しない。別に特殊な環境ではないと思うのだが……。ゲームマスターを呼んで問い質したこともあるものの「不正ログインと判定される基準については、セキュリティ上の理由で一切開示できない」と言われてしまった(なおその際、この件についてブログに書いても問題ないという言質も得ている)。解決法はワンタイムパスしかないという返答だったが、私はFF11以来ワンタイムパスを信用していないので、PC版については諦めた。

 Dtab版は操作性の問題から論外である。

 というわけで、残るはPS4かSwitchか。この二つは(どっちも買わないという選択肢も含め)正直、非常に迷った。Switchを選んだのは消去法である。

ディスプレイの事情

 私の使っているディスプレイには、HDMI端子が二つしかない。一つには、私が動画再生に最適と考えているWiiUが。もう一つには私の持っているソフトウェア資産を最大限に生かせるPS3が繋がっており、空きはない。昔はHDMI端子が4つあるセレクターを使っていたこともあるが、どうやらディスプレイとHDMI端子とセレクターという相性が悪いらしく、あっという間にディスプレイがおかしくなったのでやめてしまった。また同時に、HDMI端子は頻繁な抜き差しに強いと思えない。なお、ディスプレイを買い換えるという選択肢はなかった。PSPgoを接続できるD端子を持つPCディスプレイはもう売っていないからだ。*1
 そんなわけで、HDMI端子に新たなゲーム機を繋ぐのであれば、WiiUPS3のどちらかのメリットを凌駕する魅力がなければならない。が、どちらのハードウェアにもそこまでの魅力は見出せなかった。だから最初は「どっちも買わない」に傾きかけていたのだが、ある日ふと気付いた。Switchなら別にディスプレイに繋がなくても使えるんじゃないか、と。

噂の品薄Switch(今日現在の話ではありません)

 買うと決意を固めた時にはかなりの品薄になっており、あちこちの店を回っても影も形も見つからなかった。というより、私は買うと決めるまでは全然情報を集めないので、店を回ってから品薄であることを知ったという感じだったが。
 ただ、実はこちらのハードルはそれほど高くなかった。ネットを調べていたら「品薄のSwitchを買う方法」のようなページが幾つもあったからだ。そこから怪しげな方法は除外すると、主な方法が二つ残った。といっても、片方は「金曜日の夕方に量販店に張り込め」という方法であり、社会人には実現困難だった。もう一つはなかなか目から鱗な方法で、他の品薄な商品でも使える方法なんじゃないかと思ったくらいだ。
 当時、Switchを単体でAmazonで探すと、どれを調べても品切れで入荷待ち(日時未定)だった。ソフト同梱版も同じである。ところが、Switchを探すのではなく、Switchのアクセサリ(保護カバーやフィルム、持ち運び用のポーチなど)を探すと、何故かアクセサリに本体が付属した形で、在庫ありの商品が検索されてくるのである。抱き合わせといってしまえばそこまでだけれど、ソフトの抱き合わせなどと違ってアクセサリであれば基本使えないことはないし(まったく使う予定がないアクセサリなら別だが)、私は割とアクセサリを重視する方なので、抵抗なくすんなりと買えてしまった。なお、価格はほぼ定価どおりだった。

 というわけでDQXの予備機として購入したものが、リディ&スールのアトリエ専用機として活躍することになったのは年末に書いたとおりである。



 なお、上記は私が購入したセットではありません(そっちはもう残っていないようです)。

*1:先輩から「ダウンスキャンコンバータを使う方法がある」とアドバイスされたことがある。今のがダメになったらそうするしかないと思っている。