リモートプレイについての自分メモ

 先日「諦めた」と書いたPS4のリモートプレイでコントローラーを使う方法だが、再度挑戦だけしてみることにした。
 やり方は有志が作成してくださったこの動画にあるとおり。



 もう一度手順を書くと──


①PSNのアカウントをメインとサブの二つ用意して、PS4に両方とも設定する(メールアドレスが二つ必要になるので注意)。

②PSVitaを初期化してサブアカウントのみを設定する。

③PS4にサブアカウントでログイン(対象のゲームは起動せず、メニュー画面にしておく)。

④PSVitaでリモートプレイを開始する。

⑤PS4に接続されているDS4のホームボタンを押すと「誰がこのコントローラーを使いますか?」と表示されるので、メインアカウントでログインする。

⑥Vitaの操作がロックされ、PS4の画面がメインアカウントの画面に戻る。以降はDS4で操作が可能。


 以上である。
 Vitaを初期化してサブアカウントで設定しさえすれば、割とあっさり成功した。
 しかし、やはり問題点がいくつかあるので、普段使いはしない予定である。


A.Vitaが「操作せず放置している」扱いとなるため、数分で画面が省電力モードに移行してしまう。

 一番不便だったのがこれ。省電力モードの設定を30分にしてみたが、画面輝度の変化には影響がなかった。恐らく、設定画面の省電力モードはCPUとか他の部分の設定なのだろう。ディスプレイのみの省電力設定画面はどこにも見当たらなかった。
 Vita側での操作は一切不要なのに、数分に一回必ず画面を触らなければいけない(タッチすると輝度が戻る)のはどうにも使いづらい。


B.USBキーボードが認識しなくなる。→解決済み?

 これもFF14をプレイすることを考えれば不便である。PS4側の周辺機器が、最初にログインしたサブアカウントで認識されてしまい、メインアカウントに切り替えると操作できなくなるのだ。ただ、これはUSBを抜き差しすれば再認識されることが分かった。普通なら面倒な操作だが、私は元々キーボードを切替器で使っているので、スイッチをオンオフするだけで済む。


C.画面が小さい

 これは、元々分かっていたことではあるが……。SwitchとWiiUゲームパッドの大きさがほぼ同じで、Vitaは大体その半分の大きさだ。Switchですら、DQXでログがいっぱいになると画面は視認しづらいのに、それより遥かに情報量の多いFF14は、Vitaの画面ではとても追い切れない。それでもソロ活動なら……と思っていたが、実際冒険者小隊をやってみたら、思ったよりもログの情報を追う場面が多くて、正直言って厳しい。


 というわけで「一応できる」と確認はできたものの、実際に使うことはあまりなさそうだ。一つだけよかったのは、リモートプレイ中、画面が元画面とVitaの両方に表示されること。PS3のリモートプレイだと、開始した瞬間にディスプレイの側は「リモートプレイ中です」という表示のみになってしまうが、その部分の挙動は異なるようだ。