冒頭のBGM、世界樹の迷宮「遺都シンジュク」が神曲中の神曲というコメントに心底同意。
私は反対
このブログを読んでる人には今更だけど、私は大のゲーム好きだ。
しかしeスポーツを部活にすることは反対だ。
コメント欄を見ると、健全でないから駄目とかゲームを差別するなとか主観的な意見が多くて、私と同じ意見の人がほとんど見当たらず驚いたのだが。
私が反対する理由は「日本のeスポーツ大会は出場条件にプロアマの区別がないものが多く、学生でも大会で賞金を得られる可能性があるから」だ。それどころか、ここを見る限り、13歳以上でプロライセンスが発行されてしまう。
同じ理由でオリンピック種目への登録も基本的には賛成しない(一回でも賞金をもらったプレイヤーを出場禁止にするつもりだろうか?)。
eスポーツに賞金が掛けられる前だったら、ゲーム部はあってもよかったと思う。しかし今となっては、例えばプロライセンスを持つ生徒が大会に出て賞金を獲得したら、その賞金をどうするのかという議論はまったくされていないはずだ。
未成年の棋士がプロとなって賞金を得ているのだからそれと同じでよい? しかし、棋士であれば学校の部活で打つ間は相手は同じ生徒であってプロの棋士ではないけれど、eスポーツでオンラインで繋げてしまえば、学校の予算で買った機材でプロと対戦することができ、それを配信でもしてしまえばれっきとしたプロ活動だ。だが、それと「将棋部がパソコンと将棋ソフトを買ってオンラインでプロと対戦すること」の間にどんな違いがあるかと言われれば答えに窮するだろう。
そもそもeスポーツ自体、プロとアマの境目が曖昧だ。例えばこれはカプコンのワールドプロツアーの大会規定だが、選手参加資格の欄にははっきりと「13歳以上なら(カプコンUSAの関係者以外)誰でも参加できる」と書かれている。「プロ」ツアーだがアマチュアでも参加できるわけだ。
これは学校や教員の側の問題ではない。eスポーツ側がどう整理をつけるかという問題だ。