我が身、既に鉄。我が心、既に空


 これ、コメントで指摘してる人がいるけど、ブラックアウトする瞬間、一瞬だけ見えて……(私の環境だとPCでは見えなかったがSwitchだとはっきり確認できた)。
 それはさておき、V.G.は、PC版の2とPS版の2を遊んでいた記憶がある。PC版の方は「格闘ゲームというからにはこれくらいの人数はいないと」という感じだったが、実は追加キャラの神無月輝美と中ボスの綿貫弓子がメチャクチャなキャラだった。前者は一回でもダウンを取れれば、起き上がりに超必殺技の乱舞技を完全なタイミングで重ねられると無敵技ですら抜けられない。後者もやはり一回ダウンを取れれば、超必殺技である巨大な気弾を作る技を連打しているだけで勝てる(攻撃判定が大きすぎて相手が反撃不能)。あとは、増田千穂の対戦前の台詞「我が身、既に鉄。我が心、既に空。さあ、始めようか。あんたが闇に消え去る時間だ」がやたらカッコよかったのを覚えている(影の軍団?)。
 PS版のアドヴァンスド2は、奥井雅美さんの主題歌とか追加されてて、格闘ゲームとしても普通に遊べた。ただ、シリーズを通して、久保田潤の「対空でアースシェイカーを連打して、インチキな間合いからの久保田バスター」、結城綾子の「突進技のレイブストームを連打して、プレイヤーの反応を誘ってからの超反応対空マッハスピン」は手強かったような気がする。

これはロマン砲すぎる

 星翼で久しぶりにヴァンガードの武器でも持ち替えてみようかとあれこれ探していたら、こんな武器を見かけた。



 実装は半年前だけど、入手できたのは比較的最近だったので、あんまり意識していなかった。「射撃時にもシールドが張れるので無防備にならない」というのが気に入って、試しに装備してみたのだが……。

 キッツい(笑)。

 Wikiには「機関砲 騎神と同じような特性」とあるものの、そっちをそもそも使っていなかったので知らなかった。この武器の射撃体勢に入ると、ラゼル同様ほぼ動けない。シールドは前方に展開するけれど、何しろ星翼なので、ブーストダッシュで側面や後方に回られたらシールドの効果はない。そして何より、盾であるデ・ファンス同様、ビーム兵器にはまるで無力である。
 よって、この「デ・ディヴァルガン」が最も苦手とするのは、同じくロマン砲「ラゼル」である。
 ラゼルもまた射撃中は動けなくなる。照射中はレーザーをサーチライトのように振ることはできるが、敵機を追いかけるのは無理なので、普通の相手に当てるのはなかなか難しい。しかし、デ・ディヴァルガンを射っているヴァンガードは別だ。動けないことが分かっているので、簡単にラゼルで焼ける。しかもデ・ディヴァルガンのシールドはまるで役に立たない。というか、実際にラゼル持ちのアサルトに追い掛け回されて酷い目に遭った(笑)。何しろ相手はこちらが武器を持ち換えるのを待てばいいだけなのだ。

 結局、新武器の「レイスレイヴ・Xt-V」に落ち着いた。他スロットの武器特性を邪魔しないって素晴らしいよね……。