ドラクエ2の時あれだけやりたい放題だった裕子が、主人公になったら割と苦労しているような……。そして逆に、ツッコミから解放された藍子の生き生きさよ(笑)。
前半作戦終了
という訳で、前半作戦終了。作戦海域の開放が金曜日だったことを考えれば、3日間の成果としては十分ではなかろうか。シロッコ掘りの安定編成もわかったし(出るとは言ってない)。
むしろFGOの方がキツいんだよな……。まさか第5章が前半のアトランティスすら終わらないとは思わなかった。変則クエストが多い上に長いんだよな……。でも、コンティニュー専用聖晶石はいいアイデアだね。
ちょっと違和感
ラオウ、ピッコロ、フリーザ、セル、ブウを挙げるなら、星矢はハーデスじゃなくてサガじゃないかって気がするけど……。そして、これだけ挙がってるのにジョジョの悪役を一人も挙げていないのはわざとなんだろうか。私の中では、やっぱり印象に残っている悪役っていうとDIOなので。
ラオウとかサガも存在感はあったが、実際に倒されるまでに単行本で何冊分かというと、ラオウの初登場が5巻で、倒されるのが16巻。サガが黒幕として出てくるのが白銀聖闘士編の5巻で、倒されるのが13巻。結構印象の強いフリーザも初登場が21巻、26巻で退場と、実質10巻程度しか敵としての存在感はない。
ところが、DIOは1巻から4巻の第1部、13巻から28巻の第3部と、20巻ほどの間、ずっとラスボスとしての存在感を保ち続ける。しかも、その間全くキャラがブレていない。
第3部でDIOが再登場した時は、妙なカリスマを放っていて、最初は第1部のディオとはまるで別人のように見えた。しかしよく考えると、ディオは第1部の冒頭で既に「さすがディオ!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる!あこがれるゥ!」と評価されていたのだ。
そのDIOの超然とした仮面が、承太郎と戦ううちにボロボロと剥がれ、本質が徐々に明らかになっていく様が秀逸だった。スピードワゴンが第1部で「冷静さやダンディな態度など単なる仮面にすぎねえ! これがヤツの本性!」と語った言葉のとおりだ。そして最期は悪としての美学も誇り高さもなく「このDIOがー!」と絶叫して死んでいく。これが、第1部のディオが辿りつく運命としては非常に納得感があった。
……だから、逆にいうと第6部のプッチ神父の前に現れたDIOの姿には、非常に違和感がある。あのDIOが天国に行くために自分のスタンドを捨てる(=命を捨てる)なんてちょっと考えられないし、他人の「覚悟」なんて気にしていたとも思えない。そもそもDIOはプッチ神父の脚を治すような能力も持ち合わせていないはずだ。だから私の中では「第6部のDIOは妹が死んで発狂した神父が、脳内で作り出した幻覚」という解釈になっている。