精神世界での戦い


 音の力で新展開への道を開くとか、クロノクロスよりずっと前にやったネタだったんだなぁ。
 精神世界で孤独に戦う、という展開ではダイナソアのダリウスの塔を思い出したけど、これも当時定番のネタだったんだろう。先日紹介したミネルバトンサーガにもそんな下りがあった。

98DOの話、再補足

 実は、(同じ内容の繰り返しになるかもしれないが)前に私は「白黒液晶を信頼していたから98DOではなく9801Nを選んだ」と書いたものの、98DOを買わなかったのにはもう一つ大きな理由があった。それも昨日記事を読んで思い出したものだが(笑)。
 98DOの中古がほとんど見つからなかったのだ。


www.beep-shop.com


 こちらの秋葉原BEEPのブログにもチラッと書かれている。
 当時、インターネットを通じて日本中の中古出品状況を調べることなどは当然できず、できることといったら秋葉原や新宿などの中古PCショップに暇を見つけては足を延ばす(その頃は通い詰めるほどの経済的余裕はなかった)くらいしかない。9801Nと98DOを並行して探すような日々だったが、98DOはほとんど中古ショップに見当たらないか、あっても欠品、不良の多い品が大半だった気がする。欠品といっても説明書とかではなく、モニター欠品とか、キーボード欠品(DOのキーボードは88とも98とも互換性のない専用品)のレベルである。もしくはジャンクか。
 これに対して、9801Nは欠品といっても取扱説明書かACアダプタくらい。液晶が表示されないのは論外としても、元々バッテリで駆動させるつもりはなかったので、バッテリが死んでいるくらいなら許容範囲だった。また、9801Nは、9801NCというカラー液晶対応機種が出てから中古価格がかなり下落した印象が強い。何しろ、それぞれ定価だと298,000円、248,000円もする代物だ。中古価格が下がる要素が一つでも多くなければ、とても手が届かない。
 結局、前にも書いたように白黒液晶を信頼していた私はPC-9801Nに軸足を置きつつ、98DOの掘り出し物がもしあればあわよくば……などと思っていたが、そんな機会はなく、Nの良品に出会った時点でDOの方は諦めた、という次第である。
 恐らくDOが見つかっていたら、88VAは手放していただろうが(この本体が大きすぎて売るのすら骨が折れることも、Nの購入を後押しした)、今思えばNを買っていてよかったと思う。というのも、近年振り返って8801と9801のゲームタイトルを見比べてみたところ、結果的に面白いゲームは大部分が移植されていることに気づいたからだ。