ゲームセンターとは(哲学)


 助けを求めてくるNPCと襲い掛かってくるNPCの区別がつかない……。
 ところでこのシリーズってどうして「ゲームセンター」なんだっけ?(笑)

今日は愚痴です

 今日はFGOに関する愚痴エントリ。かなりネガティブなことも書くので、一応折り畳んでおきます。嫌な人は回れ右で。











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 という訳で、第6章アヴァロン・ル・フェをクリアした。ファンの間ではストーリーの評価が結構高いらしいけど、私は全くそうは思わなかった。つまらなかったというのではなく、ストーリーを全部スキップしたので内容がわからないからだ。
 ストーリーが売りのFGOでストーリーを全部飛ばすのはどうかと我ながら思う。しかし運営には是非聞いてみたい。「今週中に第6章を全部クリアしろ」と言われてストーリーを楽しめる人間がどれだけいるというのか?

 上のスクリーンショットでわかるとおり、私は滑り込みで季節イベントをクリアし、謎の蘭丸Xを入手した。前回第5章で行き詰まっていた状態から、イベント終了まで3日である。その3日で5章、5.5章、イベントを一通りクリアし、そこから休日のみで6章までクリアした。次の季節イベント(12月ということしか明かされていなかった)への参加条件が6章クリアだからである。
 この状況でストーリーを飛ばさず見れる余裕のある人間はいないと思う。ストーリーでの戦闘の難易度が高く、1戦に何分かかるかわからないからだ。
 運営としては「もっと前からやっておけばいい」と言いたいのかもしれないが、前にも書いたとおりイベントで配布キャラがあるとわかったのはイベント開始時点、次の季節イベントの条件が6章クリアと公表されたのはごく最近である。

 もう一つ、納得がいかなかったことがある。


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 前々から書いているとおり、私が今欲しいサーヴァントはライネスである。本当はライネスがピックアップされるまでガチャを回したくなかった。しかし、5~5.5章で手持ち単体宝具の層の薄さを実感し、ここでピックアップされた「ガラテア」を引いた。貴重な単体ARTS宝具のバーサーカーで、ストーリーの強力なボス戦で活躍することを期待したからだ。
 ところが、実際には6章でガラテアはほとんど活躍できなかった。経験者の方はご存じだろうが、6章のほとんどの戦闘でアルトリア・キャスターは編成制限を受け、編成できなかったり、レベルの低いNPC枠だったり、編成できても1人しか入れないからだ。ガラテアが単体宝具を連射するためには、二人のキャストリアによるARTSアップとNP獲得量アップの効果が必須だ。その条件がほぼ達成できない。フォウどころか聖杯まで注ぎ込んだサーヴァントがほとんど木偶の坊と化したのは、怒りを通り越して悲しかった。
 ちゃんと情報収集しておけばいい──確かにそうだ。私だって、こんなに急かされていなければちゃんと情報を集めるつもりだった。締め切りを切られていたせいでストーリーも楽しめなかったし、折角引いたサーヴァントも活躍できなかった。

 加えて言うなら、前にも書いたとおり、特殊耐性を多数張ってこちらの攻撃を無効化し、毎ターン回復をバリバリかけてくるというのは、コンティニューに有償アイテムを使うゲームの仕様としては甚だ疑問がある(私の場合無償石では全く足りなかった)。しかも、期限を切った上でクリア前提の季節イベントを実装するということは、つまりストーリークリアはエンドコンテンツではなく、始めたばかりの初心者にもこれをクリアしろと言っているも同然だからだ。


 サクラ革命の一件以降、ここの運営会社は必要以上に叩かれている気がしたので、私自身はFGOの批判は避けてきた。ストーリーの評判が良かったのも前向きに評価してきた。できればこのゲームを応援したいからだ。
 しかし評判が良いというストーリーを無理矢理見せるために、必ずしも評判が良くないギミック戦闘をプレイヤーに強制するというのは納得がいかない。穿った見方をしてしまえば、このゲームとは全く関係ないプロデューサーのB氏が手掛けた某RPGで、評判の悪かったメインヒロインを持ち上げるために、評判が良かった元メインヒロインを使って持ち上げた時のような、そんな歪さをどうしても感じてしまうのだ。