これは業病


 この病、任天堂なんてまだ全然軽い方だったと思う。動画で言われているとおりGBAでは2D作品を出していたわけだし、3Dになったと言ったってタイトルとしては2D作品の続編だった訳だから。動画で名前が挙がってるスクエニも候補になるだろうけど、FF7の後にサガフロンティア出したりして、色々と試行錯誤しようとした形跡はあった。
 3Dという病と聞いて、私の脳裏に真っ先に浮かんだのはカプコン。普通に書店に並ぶ刊行物で、開発者が「社内でも2D格闘は古いと非難されて作るのが辛い」なんて吐露するインタビュー記事を目にしたのは、この時が初めてだったから。なお、このことは出典付きでWikipediaにも載っている。


ja.wikipedia.org

船水が指揮していた第一開発部は、『ストリートファイター』以外にも『ヴァンパイア』シリーズやVS.シリーズなど、様々な2D対戦型格闘ゲームを送り出した部署だが「カプコン社内でも2D格闘は古いと非難する声が挙がっていて作るのが辛い」と述べて[1]、次第に同ジャンルからは遠ざかっていく。

^ 『カプコン VS. SNK 2 アナザープレイガイド』