海外のイラストでもダメか

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 ホビージャパン版のファイティングファンタジーのイラストに、イアン・リビングストンが苦言を呈したというのは、前にも記事になっていたものの、このインタビュー記事を見て、イアン・リビングストンがイラストに結構なこだわりを持っていたということを改めて思った。それだったら、なんでホビージャパン版に許可を出してしまったんだろう。あるいは因果が逆で、あれが不本意だったから、その後からイラストには口を出すようにしたのかもしれない。
 インタビューの内容としては、安田氏がフロムの社長に「アナログゲームを出さないか」と迫ったことに、のらりくらりとかわされているのは思わず笑ってしまった。文章読んでる限り、この社長はTRPGをやっているような反応はしていないので、ノウハウのないアナログゲームを出せと言われても、それは困るだろう(笑)。ゲームブックは遊んだことがあるようだから、ゲームブックなら書けるという話もまぁわかる。
 それでふと思ったことが一つある。ゲームブック化されているTRPGは基本的に海外のものばかり。D&Dとかファイティングファンタジーとかトンネルズ&トロールズとか。国内のTRPGを原作にしたゲームブックというのは見た記憶がない。国内版のゲームブックはたくさんあるものの、TRPGを原作にしたものはなかった気がする。ソードワールドのもないし、もちろんFEARゲームのものもゲームブックにはなっていない。藤浪智之さんとかはTRPGゲームブックも両方出しているけれど、TRPGを原作にはしていなかったはず。
 まぁ、D&DとT&Tとファイティングファンタジーが特殊なだけだと言われればそこまでなのかもしれないが……。

国内ではなかったか……


 前々からペルソナのソシャゲが見てみたいという気持ちはあったものの、こういう展開になると期待半分不安半分……不安が多めという感じかな。せめてどこか国内デベロッパーに手掛けて欲しかったけど、国内にはもうこれを受けられるデベロッパーがいないのかもしれない。
 基本的にペルソナ5に準拠しているということはよくわかるんだけど、気になることが二つある。一つは、戦闘システムとか移動システムとかがペルソナ5のそのままだとすると、あれをスマホで操作する気にはなれない、というのがある。原神とかと同じようにせめてPlayStation4とか5とかで出てくれないと、ちょっと手が出せないかもしれない。原神をスマホでやったら相当なストレスだ。
 もう一つは、ガチャ要素が何になるのかということ。キャラクターをガチャで引かせるというのは多分ないんじゃないだろうか。ペルソナ5のシステムでキャラがガチャだと、ストーリーが成立しないという気がする。となると、武器かペルソナか。武器がガチャなら良心的だけど、実質強力なペルソナさえ合体できれば武器は全然使わなくてもゲームが進められてしまうので、ペルソナが無料で自由に使えるということは多分ないだろう。女神転生のソシャゲの例を見ても、恐らくペルソナがガチャ、もしかしたらペルソナも武器も両方ともガチャということになるんじゃないか。
 それでも、ストーリーが更新され続けるペルソナ5って言うだけで非常に楽しみではあるんだけど、それだけに何とか国内デベロッパーに頑張って欲しかった。というか、セガは訳の分からない新作ソシャゲにリソースを注ぎ込むくらいならこっちにリソースを割くべきだったと思う。