簡単にお勧めするじゃん


 「体の一部を取り替えるサイバーウェアを、家電か何かのようにテレビの通販番組で簡単にオススメする」っていうのは、いかにもナイトシティっぽい話だけど、一つ疑問がある。基幹系システムが一つもの紹介されていないのだ。
 実際にゲームをやると分かるけれど、サイバーウェアで一番重要なのは基幹系システムだが、番組ではその存在すら匂わされていない。やっぱりアレは軍用という位置付けなんだろうか。ただその割には、街のチンピラでも簡単に使ってくるが。一般に普及してる割には、街中の宣伝でも全然見かけないなっていう印象だ。



 もう一つがこちらのテレビショッピング。こっちは車とか武器なので、今のテレビショッピングと大して変わらない。大袈裟さもいかにも、という感じだが、ちょっとよくわからないのがナイトシティの物価だ。
 一番高い車とか、世界で1000人しか買えない、お前が億万長者じゃないと買えないとか煽られてるんだけど、Vは余裕で買える。といって、Vが億万長者かと言われると、あまりそういう印象がない。1ユーロドルが100円程度だっけ? するとVの所持金はカンストまで行っても1億そこそこ、しかも土地などの固定資産や不労所得、あるいは給与収入などの定期所得は一切ない。基幹系システムなどを買うだけでも所持金の何割かが吹っ飛ぶし。
 その点、所持金に相当するステータスがPCの所持金ではなく、固定資産や人脈などを含めた「どれだけの資産を動かせるか」を内包する数値となっているトーキョーN◎VAは、やはりよく考えられていた、と思う。

これならいいかも

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 このラインナップだったら、私にとっては割とコストパフォーマンスはいいかもしれない。自分が読んだことがあるのはかろうじて運命の森だけ。後は存在は知っているけれどもやったことがない作品ばかりだ。新作ももちろん楽しみだし。
 で、スティーブ・ジャクソンコレクションの方のラインナップはまだ謎のままなのか……。これは本当にソーサリーが入ってきそうだ。