実は努力ではなく才能


 最近のダンジョンズアンドドラゴンズだと、マジックユーザーにも何種類かあり、学者タイプのマジックユーザーが「ウィザード」、超能力者タイプのマジックユーザーが「ソーサラー」となっている。
 映画に登場するサイモンは、なんと「自分のことをウィザードだと思い込んでいるソーサラー」という設定だ。つまり学者っぽく見えるけど、勉強などは全然しておらず、才能の力だけで魔法を使っているということだ(必要能力値も知識ではなく魅力)。彼の祖先はダンジョンズアンドドラゴンズでは有名な魔術師のエルミンスターという人物のはずなんだけど、子孫は一体どこで道を間違ってしまったのやら。


togetter.com


 ちなみにツイートを見ていると、ドリックがアウルベアに変身できるのはずるい、という意見を結構見かける。確かにアウルベアは魔獣の扱いで、動物にしか変身できないドルイドが変身できるのはおかしい。なのであれはDMのサービス、などと言われているけど、ゆるゆるD&Dを読んだ身としては、トラでも十分強いっていう(笑)。左右の前脚で爪攻撃爪攻撃、牙でも攻撃、前脚の攻撃が両方ヒットすると相手を地面に引き倒して伏せ状態にする、っていうだけでもめちゃくちゃ強力だ。それを映像化したらアウルベアと演出的にはあんまり変わらないんじゃないだろうか。……あのアウルベアの首がグルグル動くのは相手からすると恐怖だろうけど。