もんじゃ焼き屋の店主


 カドちゃんって、フルネーム「門井きらら」っていうのか。知らんかった。原作では多分、まだ下の名前は出てないはず。
 1話2話と見てきたペースでいうと、だいたい原作の2つのまとまったエピソード(原作の「1話」はかなり短い)でアニメ1話分って感じなのかな。今回はカエル戦車のエピソードともんじゃ焼きのエピソードで 1話だったし。
 ただ、ヨルデとかハイラのエピソードは多分まるまる1話使うと思うし、そうなると残りでどれぐらいのエピソードを消化するかは計算できそうだ。ニコニコは次回予告がないけど、次は街を夜回りする話あたりだろうか(小糸が巫女になった記念という設定のはずなので)。
 ところで今回エルダの部屋を見てて思ったのは、エルダの部屋って結構散らかってるっていう設定で、実際物はいっぱいあるように見えるものの、ケーブル類がほとんど見当たらないっていうこと。見直したら原作からそうだった。ゲーム機のコントローラーも無線で動かしてるし、ノートパソコンも無線でバッテリ駆動。寝てる間にバッテリーで充電してるのかもしれないけど……。そのせいか、散らかってるはずなのにすごいシンプルに見えて面白かった。

私のパラディンはここから


togetter.com


 私のパラディンの記憶の始まりは、もちろん明確に覚えている。今まで散々ブログでクラシック・ダンジョンズアンドドラゴンズの話ばかり書いてきたので自明のことだだと思うが、CD&Dの緑箱、つまりコンパニオンルールセットが、私のパラディンの原点だ。というわけで、今回の映画の元ネタにかなり近い。
 「緑箱で名前は知っていたが、イメージはFF4から」という人もいるみたいだけど、私の最初のイメージはダンジョンズ&ドラゴンズの公式サポート誌である「オフィシャルD&Dマガジン」に掲載された、パラディンが登場するリプレイだ。
 TwitterでもD&Dのルール面に触れている人はわずかのようで「カオティックだとパラディンではなくアヴェンジャーになれる」と書いている人がいるくらいだが、実はパラディンの能力で一番インパクトがあったのは「1/3のレベルのクレリックと同等の魔法が使える」という設定だった。後は魔法スロットを消費することなくプロテクションフロムイビルの呪文が使えたはず。これによって武器攻撃しかすることができなかったファイターが、ちょっとだけそれ以外の手数が増えるということで、当時ファイターのプレイヤーは結構喜んだんだけど、よくよく考えてみると、元々防御力ではファイターと遜色ないクレリックの魔法が、1/3のレベルで使えるといっても、それほど実用的ではない。1/3といったら最大のレベル36まで上げてやっとクレリックレベル12相当の呪文しか使えないわけで、メリット という意味ではそれほど大きくない。
 ただ聖騎士というのは純粋にかっこいいので、そういう意味では、高潔なロールプレイを強制されるというロールプレイ上の制約をものともせず、やりたがるプレイヤーは多かった。逆にカオティックのアヴェンジャーというのがどんなのかは、当時イメージが全然できなかったんだけど、ロードス島戦記のアシュラムを見て「こんな感じなのか」と思った記憶がある(しかし実際には彼はアヴェンジャーではなかったはず)。


jp.ign.com


 ところで、今回の映画はロングラン上映ではないようで、それほど観客が入らなかったのかと残念に思っていたら、実はジョン・ウィックを超えていたらしい。事前評判はそれほどではなかったけど蓋を開けてみたら人気があったっていうパターンなんだろうか。まぁ、逆よりは嬉しいが。続編が作れそうな終わり方だったから、できるなら続きが見てみたい気もする。